「男子浪人生, 大学でモテる説」を検証。無事に彼女を作るには?

浪人生の皆様、大学入学おめでとうございます。

浪人当初に志望していた大学や学部に入れた人、あるいは入れなかった人、さまざまいるかと思います。それでも、人生は前に進むことが大切。どんな結果であれ、長い苦労の末にみなさまが大学生になれたことをとても喜ばしく思います。

この記事は、進路が無事決まった浪人生向けの記事です。志望大学に合格できず浪人が決まった人は、今すぐ机に向かってください。そして、この記事をブックマークして頂いて、また来年、夢をつかんだ時にお会いしましょう。

「浪人男子がモテる説」の根拠・理由

浪人生は、現役で大学に入った人からみたら異色な存在。浪人生にとっては、「同じ大学・学部に入るために、1年多く時間がかかった自分たちよりも、現役で合格した現役生の方がスマートだ」という引け目を感じてしまうのも事実。

人の話やネットの情報を調べてみると、「浪人男子はモテる」という説が根強くあるように思う。果たしてこれは都市伝説なのだろうか?

自分自身の大学生時代を思い出してみると、「浪人男子がモテる説」はあながち間違いでもない気がする。

お互いのことをよく知らず硬くなっていた入学直後の時期、なんだかんだで場を盛り上げて府に気を作ってくれたのは、浪人のやつらだった。それに、大学一年の夏が近づいてきてカップル成立ラッシュの時期になった時、浪人経験者も少なからず彼女を作っていた気がする。

そんなわけで、浪人を経験した男子がモテるという説の根拠や理由について考えていきたい。

女性にとっての、年上の安心感

現役で入った人から見たら、浪人経験者は年上。中学や高校までほとんどなかった「年上なのに同じ学年という」関係性に、最初はどんな距離感をとったらいいのかわからない。

女「敬語で話しかければいいですか?」
浪「ううん、普通にタメ口でも大丈夫だよ」
女「わかりました!」

みたいな、ギクシャクしたような、それでいて甘酸っぱいような会話ができるのは、現役生にはない浪人生の強みかもしれない。(この会話のたびに、心が痛い浪人生も多いかもしれないけれど)

中学や高校時代の周りのカップルの様子を見てみると、「男子が先輩、女子が後輩」というパターンが意外と多かった一方で、その逆の「女子が年上で男が年下」というケースは少なかった、という実感を持っている人も多いと思う。

それに、社会に出てからだって、なんだかんだで女性は、年上でお金を持っていて落ち着いている「オトナ」な男性に惚れてしまうものだ。(偏見)

そんなわけで、「女性はもれなく年上が好き」理論を適用すれば、同学年でありながら年上である浪人生は、現役生よりもモテるという結論になる。

浪人生と現役生の男子がいた場合、女性にとってみれば年下の現役生男子が子供っぽく見えて、年上の浪人生は相対的に大人っぽく魅力的に見えてしまうものだ。

浪人生には、「同学年でありながら先輩のような存在」という、中学や高校で経験しなかった言葉にならない甘酸っぱい関係性が秘められているのだ。自信をもっていこう。

浪人時代の面白エピソードを持っている

青春時代に出会う友達の中で、浪人時代の友達がなんだかんだで一番濃い関係といわれることも多い。「勉強しかすることがない」という浪人時代のストレスから、予備校の友達同士でバカなことをしでかしたというエピソードを毎年よく聞いた。

友人が話していた浪人エピソードの中で印象的だったのは、「和式便所で用を足してた時にドアを開けられ、和式トイレの使う向きが反対向だったことにこれまでの人生で初めて気づいた」という友達のエピソードだ。

浪人時代のあれこれを面白く話せる浪人生は強い。大学入学後の友達作り期間にも、大いに役に立つかもしれない。もし、浪人時代はわき目も振らずに勉強に集中して、面白エピソードなんかなかったという人も落ち込む必要はない。ここから先、まだまだ浪人生がモテる理由はある。

変なプライドがなく、本音で話せる

浪人生の多くは、「現役では志望大学に行けず、浪人してしまった」というコンプレックスを持っている。そして、現役生に対する謎のリスペクト心を持ってたりするし、変なプライドや優越意識を持っているようなとっつきにくいやつは少ない。浪人という苦労を経て、人間としての角が取れて丸くなるのかもしれない。

浪人が「実は浪人です」と正直に言うことは、意外と心理的なハードルが高いことだ。そういうことをしっかりと相手から打ち明けてくれると、こちらも自然と本音で話そうと答えたくなる気がする。

コンプレックスを乗り越えて、本音で話せる関係。そんな関係を築けるからこそ、浪人生は女性の心を掴むのだろう。

遊びや飲み会の中心として活躍する

浪人生は、1年ないしそれ以上を勉強に費やしたことで、大学生になってから思いっきり楽しいことをしようという人は多い。

そのため、遊びや飲み会のときは中心になって場を盛り上げてくれることも多いし、面倒な幹事を引き受けてくれるのも浪人生はかなり積極的だった印象がある。幹事をつとめるからこそ、参加する女の子と1対1で連絡を取り合うチャンスも生まれ、自然と関係が発展していくのかもしれない。

勉強熱心で、授業が分からない時の頼りになる

浪人生は「大学に入る前に周りに遅れているのだから、留年してさらに遅れるのは避けたい」という心理から、大学の勉強に熱心な人も多い。(しんどい浪人時代とのんびりした大学生活のギャップから、遊びの方に舵を切ってしまう浪人生もいるけれども)

大学の授業は、できるものなら周りを使いながら楽に乗り切りたいもの。そんな時に、勉強熱心な浪人生は、とても役に立つ存在だし、気軽に勉強のことを聞くことができる存在だ。

年齢的に早くお酒が飲める

1浪して大学に入学したら、早ければ大学1年生のときにお酒が飲めるようになる。お酒が飲めると人間関係が一気に広がるのが大学の人間関係。そんなわけで。なんだかんだで先輩からかわいがってもらえる。

お酒を通じて、一学年上の同い年女子からも一応は恋愛対象とみられる可能性があるのも浪人男子の強みだ。

同学年に浪人女子がいれば、大学一年生ながら二人だけで一緒にお酒を飲みに行くこともできる。そんな甘酸っぱいデートの誘い方、してみたかったなあ…。

彼女ができない浪人大学生のNG行動

ここまでは、浪人男子がなぜ持てるのかを根拠をあげつつ紹介した。けれども、どんな浪人男子も無条件にモテるわけではない。ここでは、彼女ができない原因となってしまう浪人男子のNGな例を紹介したい。

現役だと嘘をついて、後々浪人が判明する

浪人であるということを告げるのは、どうしてもつらいもの。できれば現役だということにして、事なきを得たいという気持ちもわからなくはない。

現役だと嘘をついたり、浪人かどうかをうやむやにするのは絶対によくない。最初から浪人だとあかせばよかったものの、嘘をついて後々に正体が判明するパターンは印象が大きく下ってしまう。

ひねくれている

受験とは不条理な世界。一点の差で、大学生になれるか、浪人として予備校に送り込まれるかが分かれてしまう。最低ラインの点数で合格した合格者と、不合格者の中で最高点をとった人の間には、一体何の差があるのだろう。

そんな不条理に泣かされた浪人は、ひねくれたものの見方や、世間に対して斜めに構えてしまうのもわからなくはない。それでも、大学で出会った人たちの前でひねくれた態度をとっていては、人を遠ざけてしまう結果になる。

浪人をこじらせている

浪人コンプレックスから、現役生に対して妙にへりくだってしまったり、自分を卑下してしまうようなスタンスの浪人生に何人も出会った。そういう人は、どうしてもモテない。

「自分は浪人したオジサン」「浪人した自分はバカだから」みたいなへりくだってばっかりいてもよくない。「浪人芸」で笑ってもらえるのも最初のうちだけれども、いつまでの浪人キャラでいるわけにもいかないのだ。

浪人時代のイきりエピソードを語る

勉強に打ち込んでいた浪人時代、模試で全国1位を経験した自慢を持っている人もいるかもしれない。それに、「現役のときは1点足らずで落ちた」というような「ほかの浪人生と一緒にするんじゃねえ」みたいなアピールをしたくなるのもわかるけれども、そういうのはぐっとこらえるべし。

圧倒的多数の現役生からしたら「浪人の自慢かよ」という気持ちにしかならないし、学校行事もなく勉強に集中できる浪人生がそのくらいの結果を出せるのはむしろ当然のことだ。あと、「浪人時代は予備校の授業一回もいかなかったけれど、普通に合格した」みたいな自慢も、まわりで聞いていてとても寒いのでやめておきましょうね。

服が浪人時代からアップデートされていない

浪人時代、自由服で予備校に通う日々が続いていたとはいえ、浪人時代の服のまま大学生活を迎えるのは危険だ。(浪人時代からそれなりにファッションや流行や見た目に気を使っていたのなら気にしなくていいけれど)新生活が本格的に始まるころに、「大学生として無難そうな3着くらい」をとりあえずそろえておきたい。県外の大学に行くなら、その土地の気候によって大学が来ている服も違うし、大学の学生の雰囲気によっても着る服の感じはちがう。

髪を染めたりピアスを開けたりするのは、現役のほかの学生のようにやればいいと思うのでお好きにどうぞ。

まとめ

浪人経験者が大学生になるにあたって気を付けておくべき点は、おおよそこんな感じ。あとは、浪人生だったことをあまり気にすることなく、のびのびと自然体にやればよろしい。

大学に入学して数か月たってしまえば、浪人だったのか現役だったのか、大学の人間関係の間ではほとんど気にならなくなる。それに、浪人であったことをそれほど恥じることもない。自分の実力が足りず、自分の意志で浪人することを選んで大学生になったなら、自分の選択に胸をはって、過去は振り返らず前に向かって歩いてほしいです。

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