貧困女子の私が、年収1000万円超の男性と結婚した方法




働いても、働いても毎日の生活が苦しい。

そんな貧困女子だった私が、今の夫となる年収1,000万円を超える男性と結婚することができました。

そこに至るまでは、高収入男性の分析、自分への投資など、結婚する為に努力を重ねました。

この記事では、私と同じような貧困女子に向けた、今の生活から脱却する方法として高収入男性との結婚する方法をご紹介します。

私が貧困女子になった理由

新卒で入社した会社で挫折

大学卒業までは、順風満帆だったと言っても過言ではありません。

高校までは、地方中規模都市で両親と2歳上の姉と平々凡々とした生活を送っていました。

そこそこの偏差値の大学に合格し、東京へ上京。

就活も売り手市場だったこともあり、内定をもらうことができました。

結局、給料に惹かれてMRとして製薬会社に就職することに決めました。

けれど、それが間違いだったのです。内定をもらう為だけの志望動機で、本当は医療業界など全く興味はありませんでした。

しかし、MRとして働く為には入社後、薬の勉強漬けの日々・・・・

テストが毎日のようにあり、基準をクリアしないとチームの連帯責任となるプレッシャー

何となく入社した私がついていけるはずがありませんでした。

結局、入社半年で退職することになったのです。

転落するのは簡単

東京では、7万円の1ルームマンションで1人暮らしをしていました。

当時の手取りは20万円ぐらい。奨学金の返済も月3万円程ありましたが、それなりに生活はできていました。

しかし、退職後は収入が0円。貯金もほんの少ししかありません。

すぐに転職活動を始めましたが、有名大学出身でもない、職歴も浅い私を正社員として迎え入れてくれる会社はなかなか見つかりません。

実家は母が病気になり、治療費が嵩み困窮している。また、家は賃貸だったので、既に夫婦二人で生活するに十分な広さの部屋に引越しをしていました。

両親に頼ることはできませんでした。

貯金が底を尽きそうになる中で、無情にも過ぎていく時間。正規雇用に拘っている余裕はもうありませんでした。

とりあえず、家に近い学習塾でアルバイトを開始することにしました。

学習塾は時給はそこそこいいのですが、勤務時間が午後からと短く、手取りは15万円ぐらい。

そこから家賃、奨学金の返済、光熱費や携帯代を抜くと、自由になるお金は3万円前後。

食費は1万円以内に抑える為に、菓子パンをよく食べていました。

友人とのランチも、お金がなくて断るようになりました。

招待された結婚式だって、ご祝儀が払えないので断らざるを得ない。

そんな状況が2年ほど続き、日々の生活に疲れ果てていました。

どうにかしてこの状況を抜け出したい。当時は26歳。まだ正社員として雇ってもらえる年齢でした。

でも、私のしたいことって何?何ができる?

今まで取り立てて頑張ったこともない。仕事をすることに自信がなくなっていました。

そして私が思いついたこの状況を抜け出す方法とは・・・・・。

結婚しかない!!!!

年収1000万円以上の男性と結婚したい

バイトやパートなら働けそうだけど、もう正社員として働く自信はない。

収入に関しては、自分ではもう頑張れそうにない。

それなら、夫のサポートをしながら生活していきたい。

その為には、夫はそこそこ稼いでいる人がいい。

理想が高いとか、わがままと言われるのは承知の上で、年収を条件とした婚活を始めることにしました。

年収1000万円以上の男性ってどんな人達?

年齢を武器にするになら、20代のうち。当時26歳だったので、猶予はあと4年。

とは言え、できるだけ早く知り合って、結婚したい。

まず、どんな人が年収1000万円以上あるのか、リサーチしました。

年収1000万円以上の男性の年齢分布

厚労省が出している、平成29年の1000万円以上年収がある男性の年齢別の分布です。

この調査は、10人以上従業員がいる事業所を対象としているので、個人事業主やフリーランスなどは含まれていません。

そのような働き方の男性を含めると、もう少し割合は増えるでしょう。

20~24歳 0%
25~29歳 0%
30~34歳 0.1%
35~39歳 0.1%
40~44歳 0.3%
45~49歳 0.5%
50~54歳 0.7%
55~59歳 0.7%
60~64歳 0.3%
65~69歳 0.3%

(参考:平成 29 年賃金構造基本統計調査の概況)

けれど、この数字を見ると年収1000万円以上の男性がいかに少数であるかということが良くわかります。
可能性を高める為に、アラフィフ男性に狙いを定めるという選択肢もあります。

企業別に見る、平均年収ランキング

順位 社名 平均年収
1 M&Aキャピタルパートナーズ 2994万円
2 キーエンス 2088万円
3 マーキュリアンインベストメント 1822万円
4 TBSホールディングス 1632万円
5 GCA 1559万円
6 三菱商事 1540万円
7 ストライク 1539万円
8 ヒューリック 1530万円
9 朝日放送グループホールディングス 1478万円
10 日本テレビホールディングス 1461万円

(参考:東洋経済オンライン)

やはり強いテレビ業界。その他、M&A系の企業、メーカー、商社、不動産など。

ランキング上位75社までは年収1000万円を超えています。

職業別、平均年収ランキング

順位 職種 平均年収
1 医師 1232万円
2 パイロット 1192万円
3 大学教授 1051万円
4 公認会計士・税理士 1042万円
5 弁護士 1029万円
6 大学准教授 861万円
7 記者 822万円
8 不動産鑑定士 777万円
9 歯科医師 757万円
10 大学講師 708万円

(参考:東洋経済オンライン)

職業別で見ると、医師が1位です。意外に歯科医師はそれほど年収が多くないということがわかります。

一方、大学教授や講師が思ったよりも高給なんですね。その分、平均年齢も高くなっているようです。

データで見ると、何となくその職業のイメージから持っていた先入観があるということを実感します。

年収1000万円以上の男性が結婚相手に求める条件って?

ここまでのデータは簡単にインターネット上で検索し、情報を得ることができました。

では、私が目指すべきターゲットはどこか?狙いを定めなくてはなりません。

年収1000万円以上の男性が結婚相手としてどのような女性を好むのか、リサーチする必要があります。

男性の働き方は大きく二つに分けられます。

ひとつは、一般的なサラリーマン。もう一つは自分で起業している社長さんや、自営業、フリーランスなど、組織に属していない人たちになります。

サラリーマンが結婚相手に求める条件

まず、年収1000万円以上のサラリーマンの男性はどのような女性を好むか。

上の企業別ランキングで見ると、テレビ局など時間が不規則な仕事、M&A系の企業は出張が多そう、商社は出張も多く、駐在することもあります。

これらの企業で働いている男性は、家に不在がちと予想することができます。

子供ができると、ワンオペは覚悟するべきですね。その代わり、女性のキャリアや収入を重視する人は少ないでしょう。

社長、フリーランスの男性が結婚相手に求める条件

では、社長、自営業、フリーランスの男性はどうでしょうか?

会社員は労働者として労働保険に加入しているので、明日給料が突然なくなるということはまずありません。

しかし、特にフリーランスで働いているような人は、来月の給料の保障は全くありません。

中小企業の社長となると、銀行から借金をしていることももちろんあります。

そんな、明日の保障がない男性たちは、自立している女性を望む場合が多いでしょう。

自分の給料がなくなっても、奥さんが働いていればリスクヘッジになります。

不安定なことがわかっているので、初めから専業主婦志望の女性を選択する可能性は限りなく低いと言えます。

収入ランキング1位の医師が結婚相手に求める条件

医師の男性は、何代にも渡って医師という家系出身という場合も多々あります。

女性のキャリアを求めるというよりは、親に紹介できる家柄なのか?学歴はどうか?など、結婚相手に求めるバックグラウンドの条件は高くなります。

また、周りに女性も多く、合コンなどの出会いも多いので、外見を重視する傾向も高くなります。

男性は一般的に女性には若さを求める

また、男性は本能的に女性に若さを求めます。

ただし、女性の容姿で年齢をカバーすることも可能です。

男性が好む女性の体形は、20代前半の体型と一致するという研究結果があります。

アラフォー女性が年下男性と結婚するという例も最近では増えていますが、えてしてそういう女性は20代と変わらないスタイルをしています。

体型維持は、多くの男性のストライクゾーンに入るための重要な要素になります。

貧困女子が狙うべきターゲット

学歴も、職歴もない私がターゲットとして狙いを定めた、年収1000万円以上の男性はこんな感じです。

  • 職業:サラリーマン
  • 年齢:20代後半~40代

条件として除外したのは、サラリーマン以外の高年収の男性です。

フリーターの私では、自立した女性とは言えず、選んでもらえる確度の低い出会いとなってしまう可能性があるからです。

また、前職がMRということもあり、何とか医師を紹介してもらえるツテはありましたが、一般家庭出身で大した経歴もない私はなかなか選んでもらえないだろうと除外しました。

少し古風な考え方にはなりますが、サラリーマンの妻として家庭を守るという生活を許してくれる(又は求めている)男性を狙うことにしました。

会社員と言っても、IT系のようなベンチャー企業ではなく、大手企業であることも条件にしました。

大手企業であれば、専業主婦の妻を持つ先輩がロールモデルとして多いだろうと予想したからです。

年齢は同年代の20代後半~、20歳以上年上になりますが40代後半までと年齢の幅を広く持たせました。

20代後半の男性の場合は、年収1000万円にこだわらず、年収の伸び率で判断することにしました。

婚活アプリで出会いを探し求める

では、どこで高収入の男性と出会うか。

高収入男性を紹介してくれる結婚相談所もありますが、私には結婚相談所に入会するような金銭的余裕はありません。

まずは、婚活アプリでとにかく出会いまくるという戦法に出ました。

私が登録したのは、ペアーズです。

ペアーズを選んだ理由は

ペアーズを選んだ理由
  • 女性の会費無料
  • 男性は有料なので、その分真剣な人が多そう
  • 何より、会員数が多い!

という理由です。

もちろん年収が確認できるかどうもチェック済みです。

ペアーズに登録してみる

色々登録しないといけないので面倒ですが、一度だけなので我慢です!

もちろん私の検索条件は、年収!年収条件をクリアする人にひたすら「いいね!」をしまくりました。

けれど初めの1ヶ月はマッチングなし。

何がダメなのか?ネットでマッチング方法を検索しまくりました。

私がダメだったのは

・写真がかわいくない。
改めて撮影したりせず、友達と写した適当な写真をアップしていました。ルックスが大事なのに写真を疎かにするというバカ者です。

・プロフィールが簡単すぎ!
プロフィール欄も「よろしくお願いします。真剣交際希望しています。」という何とも面白味もない、硬い一文でした。

・コミュニティに参加していなかった
同じ趣味の人が集まるコミュニティがあるのですが、よくわからず参加していませんでした。自分のプロフィールの露出を増やすためには、コミュニティにたくさん参加するのも大切だそう。

このように、改善できる点を全て変えていきました。

まずは、写真。色々調べると、キメた写真よりも、楽しそうにしている写真の方がいいね!率が高いそうです。
天気のいい日に、友人親子と公園で遊びそこで自然な写真を撮影してもらいました。
友人の子供と一緒の写真も撮影し、子供好きアピールもしてみました。

プロフィールは、自分の趣味や、今ハマっていることなど、自分の人となりを伝える気持ちで作成。
ここでも改めて、友人の子供と遊んでいる時間が癒し♡と子供好きアピール。

コミュニティは少しでも気になるものは片っ端から参加!

こんな改善をしていったところ、いいね!の数がだんだん増えて、マッチングすることができました!

実際に会ったが、なかなかお付き合いに至らない

5人の方に実際にお会いすることになったのですが、お付き合いするに至りません。

こちらがNGな場合もあれば、お相手からフェードアウトされる場合もありました。

何か決め手に欠けるのだろうと思い、自分の見た目を思い返して見ると・・・

冴えないメイクに、数年前の服装、実際メッセージのやり取りしてを印象が良くてもこれだとマイナスイメージです。

今思い返すと、やる気ないように見られたのかもしれません。

お金がなかったので不要なものをメルカリで売却し、その売上金でメイク用品や服を格安のものを購入。

メイク方法や、婚活用の服装はYouTubeで研究しました。

半年後に出会った現在の夫

現在の夫に出会ったのは、色々プロフィールや外見の工夫をし初めてから半年後ぐらいでした。

年齢は38歳でターゲット内、年収は900万円と少し希望には届きません。

いいね!をしてくれていて気になったのでメッセージのやり取りをしていたのですが、不快な感情も湧かなかったので会ってみることにしました。

第一印象は、普通のおじさん。仕事は大手メーカーの研究職でした。特にデートのリードをしてくれるでもなく、至って無害な時間が流れていきました。

けれど、今までデートした人は、すごーーーくお喋りをする人や何かとてつもない匂いがする人、メッセージでは饒舌なのに実際は全く話さない人、などかなり癖の強い人が多かったのでこの無害な時間はとても貴重に思いました。

押してみたら付き合えた

何回かデートをするうちに、告白をしてくれないので自分から告白をしました。

付き合ってみてわかることもたくさんあるので、早く付き合ってみたかったんです。

告白してくれるのを待っている女性もたくさんいると思いますが、待っている時間も惜しいので私は気になることは全て聞いていこう!と決めていました。

告白のついでに結婚前提にしたいという事も伝えました。また、私の年収が低いこと、これからパートなどはするが高収入になれる自信はないことも申し添えました。

すると、あっさりOK。押してみると意外と上手くいくもんだな~と思いました。

理系男子で、女性慣れしていないということも良かったのかもしれません。

付き合えることになりましたが、どうなるかわからないのでペアーズは一応そのままにしておきました。(夫にはすぐにやめてもらいました)

プロポーズも自分から

付き合い始めても、すごく気になるところや嫌なところは出てきませんでした。

何より、高年収ということで許せた部分も大いにあるかもしれません。

付き合い始めてから半年ぐらい経ったころ、私は結婚したいと思っているけどどう?と聞いてみました。

そうすると、結婚しようかと返事をしてくれたので、両親への挨拶や顔合わせの日を決めることにしました。

結局、婚活を始めて1年半後の私の28歳の誕生日に入籍することができました。

その後

現在30歳となり、結婚2周年を無事迎えることができました。

41歳になった夫は昇進し、今年は年収1000万円になりそうです。

婚活当時のことを思い返すと、婚活が成功した要因としては

  • ターゲットを絞り込んだこと
  • それに合わせて身なりも整えたこと
  • 希望の人が現れるまで、諦めずに出会い続けたこと
  • 付き合うタイミングや結婚のタイミングを相手からではなく、自分で決めたこと

だったのかな、と思います。

また、ペアーズという便利なアプリのお陰で、お金をかけずに多くの人と知り合えることができたのも大きいです。

もしお金があれば、ハイクラスな男性を紹介してくれる結婚相談所なんかに入会するのも手っ取り早いかなと思います。

自分でアプローチして出会って、断ってってかなり体力を消耗しますから。

でも、貧困女子でも、工夫をすれば婚活できる!ということはお分かり頂けたと思います。

諦めずに、活動していきましょう!