婚約破棄から立ち直り、幸せな結婚をするために必要なこと




婚約破棄されたらまずやるべきこと

周囲への報告

結婚は、周囲の支えがあってこそなしえるもの。婚約の知らせを聞いて、お祝いの準備を進めてくれている人もいるかもしれません。

婚約の報告をすでに周囲に知らせた状態で婚約破棄の状況に置かれたのなら、婚約が破談になったことをまずは周囲に報告する必要があります。

親戚などには特にしっかりと報告する必要がありますが、相手による一方的案婚約破棄でショックが大きい場合は、親戚への報告は両親に代わりにお願いするのも一つの手です。

職場に報告している場合は、なるべく早めに自ら報告したいところです。

結婚式場や新婚旅行のキャンセル手続き

婚約破棄の状況に置かれたときは、結婚を前提に進めていた様々な準備を取り下げる必要が生じます。

様々なサービスの担当者にかかる迷惑が最小限になるよう、結婚式場、新婚旅行、新居の準備などのキャンセルはなるべく早めに動き出したいところです。

自分一人ですべてができない場合は、家族や親しい友人にサポートしてもらうことも重要。

婚約破棄はとてもしんどいことですから、一人で背負い込み過ぎる必要はありません。

慰謝料の請求、弁護士も交えて

口約束であれ、婚約をすることは一つの契約です。不当な理由で契約を守らなかった場合は、損害を賠償する責任が生じます。

式場や新婚旅行のキャンセル費用、新居の準備、精神的な苦痛など、婚約破棄によって生じた財産や金銭の損害、精神的な損害が賠償の対象に含まれます。

結婚前とはいえ、婚約期間に不貞行為があることが発覚してた場合は、貞操の義務に反する不法な行為になります。

婚約破棄のどの部分が違法で、それによってどんな慰謝料を請求できるのかは、弁護士に相談する必要があります。

婚約破棄からメンタルを立て直すには

自分を癒すこと

「婚約」という約束を反故にされたことについて、とても腹立たしく思っている人もいるでしょう。また、「あなたとは結婚したくない」と、自分の人格を否定されたことに傷ついている人もいるはずです。

つらいときは、無理に現状を変えようとする必要はありません。無理に前に進もうとする必要はありません。

泣きたいときは、感情のままに思いっきり泣けばいいですし、多少有給が溜まっているなら、思い切って仕事を休んで、少し遠くに行ってみるのも一つかもしれません。

とにかく、自分を癒してあげること、つらい状況の中でも生きている自分のことを、全肯定してあげてください。

つらい気持ちは、時間が少しずつ解決してくれます。まずは、今の自分を甘やかしてあげること、今の自分が楽しいことに、時間を忘れるくらい没頭してみるのもいいはずです。

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婚約破棄をポジティブに捉える思考

今の時代、結婚した3組に1組は離婚する時代です。

プロボーズがあって婚約を進めて、めでたく正式に結婚したとしても、かなり多くのカップルが離婚という結末に行きついてしまうのが現状なのです。

婚約破棄という形で、正式に籍を入れる前にお別れになっても、離婚にはカウントされません。

離婚の場合は、婚約破棄以上にエネルギーが要することです。子供がいる場合、住居が同じ場合、慰謝料のあれこれなど、離婚調停の交渉の先には、勝者は誰もいません。

もし、婚約破棄には至らずとも、どちらかが違和感を抱えたまま正式な結婚へと突き進んでいたら、結婚生活のどこかで、募り募った違和感や不満が爆発して、望まない結末になっていたかもしれません。

また、「結婚した後に、本当に結婚したかった人との出会いがある」というケースも世の中には多々あります。だからこそ、不倫や浮気はなくならないのでしょう。

一度取り決めた婚約という約束をひっくり返すような相手と結婚しないで済んだことで、「本当に好きになれる人」「本当に結婚したい人」と結婚できるチャンスはまた巡ってくるのですから。

後悔はしないけれど、反省はする

今振り返ると、人生の中で「ああしておけばよかった」「もっとうまくできたはずだ」と、後悔の念に駆られる場面は、だれにでも多々あります。

婚約破棄という現実の輪郭を少しずつ受け入れられ始めるようになったのなら、これからの人生に生かせそうなこと、次の出会いに生かせそうなことを抜き出して、ノートなどに書いてみるといいかもしれません。

Mr.Children の「花の匂い」という歌の歌詞に、こんな部分があります。

どんな悲劇に埋もれた場所にでも 幸せの種は必ず植わってる

この度のつらい現実の中から、次に幸せになるためのきっかけを反省し学びとれるのは、考え方次第なのです。

婚約破棄から復縁できる確率

婚約破棄されて考えが巡るのは、どうしたら復縁できるのか、どのくらいの確率で復縁できるのかということ。

「失恋して復縁した友人」「婚約破棄された後、なんだかんだで復縁した友人」は、あなたの身の回りにもいるかもしれません。そんな人たちの存在があるからこそ、「自分も婚約破棄から復縁できるかもしれない」と期待してしまうものです。

婚約破棄に至った状況にもよりますが、婚約破棄から復縁するカップルは、10組に1組もいないように思われます。可能性にして、10 % 未満。

それでも、冷却期間を置いてお互い冷静になったのち、もう一度二人向き合って寄りを戻すというケースもいくつか耳にしたことがあります。

 

大切なのは、婚約破棄をキッカケとして、いったんすべてをリセットして考え、自分はどんな結婚をしたいのか、自分の思う幸せとは何か、を見つめなおすことも大切です。自分一人では見えてこなかったら、友人に相談に乗ってもらうのもういいでしょう。

リセットした自分の気持ちと改めて向き合う中で、「本当に復縁したい」という気持ちと、周囲の反対の中でも行動する覚悟があるのなら、婚約破棄された相手との復縁に向けて行動してもいいと思います。

婚約破棄から立ち直り、次の幸せを掴むために

婚約破棄されたことで傷つき、悩んでいるだけでは現状は何も変わりません。

次の幸せを掴むために大切なのは、とにかく「幸せのために、行動を起こすこと」です。

 

婚約破棄を経験して、傷ついている部分、悩んでいる部分は人それぞれだと思います。

婚約破棄された側の気持ちは、大きく分けて以上のうちのどれかに当てはまると思います。

1.婚約破棄で自分自身を拒否,否定された悲しみ
2.また結婚相手を探さないといけない、と考えたときの気疲れ
3.婚約破棄で、自分の貴重な人生の時間が奪われたことに対する怒り

1 に当てはまる人に必要なのは、新しい出会いや恋をすること、そして自分のことを愛し受け入れてくれる新しい恋なのかもしれません。

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2や3に当てはまる人には、結婚へのこだわりや焦りが強い人が多いように思われます。

「婚約破棄のごたごたで、貴重な時間が奪われた。せっかく結婚できると思ったのに、またゼロから婚活しないといけない」という、結婚までの遠い道のりを考えて疲れている人も多いかもしれません。

そんな人のために、「1年以内に結婚する方法」についてまとめてあるので、早期に次の結婚を目指している人は、こちらの記事をご覧ください。

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