アラサー女性は、酔っぱらうとよく、こんなことを口にします。
「私、一年以内には結婚したいんだよね~。今は特定の人と付き合ってるわけじゃないけれど、誰かいい人いないかな~」
「火のないところに、煙は立たぬ」という言葉は、昔の人は良くいったものです。貴方が肝に銘じておくべきは、「行動のないところに、結婚はない」ということでしょう。
お城の中で退屈に暮らしていたお姫様のもとにある日突然、素敵な王子様が迎えに来る、というのはディズニー映画だけでの話。
お姫さまの魔法と幻想は、20代でもう終わり。アラサー、そしてアラフォーが結婚を掴むには、徹底的に現実と向き合い、地道に行動するしかないのです。
このページでは、「1年以内に結婚したい」と思う人がやるべきことをズバズバと紹介していきます。
「本気で一年以内に結婚したい」と思っている人だけ、ついていらっしゃい。
さあ、行きますわよ
記事の概要
結婚相手に求める条件をリストアップすること
一年以内など、短期間で結婚を果たすために絶対に必要なのは、「自分が結婚相手に求める条件を明確にする」ということです。
恋愛しながら、その延長で結婚を考えられていたころは、「付き合ってみて、なんとなく価値観や生活スタイル合わず、結婚は考えられなかったので分かれた」ということはあるでしょう。
けれども、アラサーで1年以内に結婚したい人は、絶対的に時間がないということを認識するべきです。「とりあえず付き合ってみて、色々と合わない相手だったから、次の恋愛をする」時間はないのです。
それゆえ、「1年以内に結婚したい」と思う人がすべき行動の第一歩が、「結婚相手に求める条件を明確にする」ことなのです。
今までに付き合った異性経験や、自分の気持ちと向き合いながら、結婚相手に求める条件を、最低でも20個、リストアップしてください。
リストアップする中で、矛盾する条件も出てきますし、「こんな条件すべて兼ね備えた完璧な人なんて絶対にいない」という気持ちにもなるでしょう。
それでも、思いついたことを最低20個、できればもっとたくさん、出し切ってください。
そのあと、出来上がったリストの中から、「どうしても譲れない条件」や「優先順位」を付けながら、取捨選択していってください。
この作業を通して、自分がどんな相手とどんな結婚をしたいのか明確になり、相手を紹介してもらう際にも、スムーズになります。
「相手に求める条件」をリストアップするにあたり、参考になりそうな切り口をいくつか紹介します。
性格
自分から積極的に考えを表明して、いろいろな場面でリードしてくれる人がいいのか、あるいは、多少優柔不断でも、こちらの言い分や要望を聞き入れてくれる人がいいか、などなど、相手に求める性格を明確にしておくことは大切です。
ネット上にある性格診断ツールを利用して、自分の性格にマッチした相手の知るという方法も有効です。
金銭面
長く続く結婚生活のためには、金銭感覚が許容できる相手であることが大切です。
自分のお金の使い方を振り帰っておく必要もあります。結婚後の様々な出費(家賃、生活費、子育て費用、貯金)を差し引いた後、自分自身が一か月に自由に使いたいお金(=お小遣い)はいくらなのか、明確にしておきたいところです。
また、結婚後の様々な生活レベルをイメージしながら、相手に求める年収額や、貯金額を明確にしておく必要もあります。
ただ、希望の年収額を上げるほど出会える確率も下がってしまうので、あまり高望みの試算をし過ぎず、「妥協しまくっても、最低このくらいの年収の人が欲しい」というポイントを明確にしておきたいところです。
価値観
結婚とは、今後数十年の生活を共にするパートナーを決める作業ですから、価値観がマッチしている相手と巡り合いたいところです。
仕事と家事のバランス、子供が好きか嫌いか、あるいは欲しいか欲しくないかなど、自分の思いを明確にしておきましょう。
自分が仕事と家庭をどの程度のバランスでやっていきたいのか、希望を明確にしておきたいところです。しかしながら、「専業主婦になりたい」と思って婚活を進めるのはこの時代、選択肢を狭めることになるので、「仕事を続けながら、いかにして結婚生活を送っていくか」という前提で考えていくことが大切になります。
家事について
「価値観」の部分でも触れましたが、結婚生活とは「共同生活を送ること」なので、家事を分担していく必要があります。
自分ができる家事と相手に任せたい家事、仕事と家事の分担をどのように行っていきたいのかを明確にしておきましょう。
家族構成
その人が育った家庭環境や家族構成は、その人の価値観に大きく関係します。
また、結婚は「イエとイエの契約」という側面もあるので、相手家族といい関係を築いていけるかという視点も大切になります。
婿養子が必要かどうか、きょうだいの有無、両親との関係など、相手の家族構成についての希望を固めた上で婚活を行うと、結婚後の相手家庭とのかかわりがスムーズになるように思います。
同時に、自分の家族の状況をしっかりと相手に説明できるようにしておきたいところです。
容姿
相手にどんな容姿を求めるのか、自分の中で明確にしておくことも大切です。さっぱり系の顔のひとがいいのか、こってり系の顔の人がいいのか、どのくらいの身長が理想なのか、などなど。
人間は、見た目なのか中身なのかは、永遠の問題。短期間で結婚を目指すにあたり、容姿と内面に関する理想を満たす人を探し出せる可能性は、限りなく小さいと思われます。
内面をとるか、容姿の好みをとるか。自分のこれからの婚活の方針を明確にしておきたいところです。
ここで注意喚起!結婚と恋愛は違うモノだと考えよ
とある恋愛記事で、「結婚するまでに交際した人数は5人前後の人が多い」「結婚相手に選んだ人は、これまでに付き合った異性のタイプと違う人を選ぶ人が多い」という傾向があったというのを目にしたことがあります。
すでに結婚した先輩たちの意見に共通するのは、「結婚と恋愛は、別物」であるということ。
恋愛は、どちらかというと「一緒にいて楽しいか」「刺激的な恋愛ができるか」ということに重きを置いている人が多いと思います。
一方で、結婚で大切になるのは、「一緒にいて安心できるか」「ありのままの自分でいられる相手か」という条件が大切になります。
これまでの恋愛の延長線上で結婚相手候補を選ぶのではなく、既婚者の友人の体験談なども参考にしながら、これまでの恋愛観を捨て、結婚を果たすための結婚観をアップデートしていく必要があるのです。
1年以内に結婚するための心得
1年以内に結婚するには、自ら動き出すこと
1年以内に結婚するには、自ら動き出し、時には自ら相手にアプローチすることも必要になります。
「今まで多くの男性にアプローチされたことがあるから、私は待っていれば結婚相手がいずれ現れる」という考え方は危険です。
結婚に向けてあれこれ自分で出会いを求めて動き出すようになると、
「しばらく連絡していなかったのにあの人、急に連絡してくるようになった」
「最近あの人、異性と飲みまくっている」
と、知り合いの間で思われるかもしれません。
そんな風に、「結婚にがっついていると思われたら、恥ずかしいな」という懸念を持って行動するのをためらってしまったのなら、あなたにはまだまだ「一年以内に、本気で結婚してやる」という覚悟が足りません。
結婚する意志のない男性は切れ、たとえタイプの男でも
今、特定の交際相手がいる方で、結婚に不安でこの記事を読んでくださっている方もいるかもしれません。
恋愛する分には楽しくても、今の交際相手が結婚に対して曖昧な態度をとり続けているのなら、勇気をもって「切る」べきです。
先ほども述べたように、「恋愛と結婚は別物」ですから。
また、好みのタイプの男性からアプローチされることがある女性もいるかもしれません。
それでも、相手が「遊び目的」「都合のいい関係」目的で近寄ってきているのを察知したのなら、勇気をもって遠ざけなければいけません。
求めたり求められたりする刺激的な恋愛が今は楽しくて、承認欲求が恋愛で満たされている人でも、「一年以内に結婚したい」という気持ちがあるのなら、恋愛とは別に、結婚相手を見つけるための行動を自分から起こさないといけません。
一年以内に結婚するための、婚活方法
交遊関係からいい人いるかチェック
「隗より始めよ」という、古代中国のことわざがあります。
これは、「物事は自分の身近なところから始めよ」という、古代中国の学者の教えです。
SNSや連絡先などの自分の交友関係をチェックしてみたり、同窓会があれば積極的に行ってみるなど、まずは身近な関係の人に「いい人」がいないか振り返ってみましょう。
既婚者の友人から紹介
直接の知り合い=一次のつながり に目ぼしい人がいないのなら、次は「二次のつながり」から相手候補を探してみるのがセオリーです。
同性の友人に頼む際には、注意が必要です。紹介を頼むならば、「既婚の友人」「すでに特定の交際相手を持っている友人」にするのが無難です。未婚の友人に依頼するのは、お互いぎくしゃくする可能性があるので要注意。
例えば女同士の場合、既婚者の友人に紹介を頼めば、その友人の夫の交友関係の中から、素敵な男性を紹介してもらえる可能性があるというメリットがあります。
「共通の友人を通じて知り合った」は結婚の馴れ初めとしてよくあるケースですし。
合コン・飲み会・パーティーに行ってみる
「人と外でわいわい飲むよりも、家で一人で好きなことをしている方が好き」という性格が災いして、なかなか相手に巡り合えないという人も多いはず。
それが結婚できない原因と分かっているのなら、合コン、飲み会、婚活パーティに足を運んでみるなど、少しずつ自分を変えていく努力が必要かもしれません。
「昔はよく合コンに誘われていたけど、最近は周りも結婚してまるっきり誘われなくなった」という人は、「合コンセッティングサービス」を試してみるのもいいかも。
その他、「婚活パーティー」「街コン」のようなイベントも各地で開催されているので、気になるものがあるかチェックしてみましょう。
マッチングアプリを使う
「一年以内に結婚しよう」と思い立った今この瞬間からできるのは、「マッチングアプリをスマホにダウウンロードする」ことです。
女性と男性で使える機能はほとんど同じなのに、男性は有料、女性は無料というマッチングアプリも多いので、女性は是非活用したいところです。
マッチングアプリを利用することで出会いのチャンネルを一つ増やし、並行してリアルな交友関係での出会いを探せば、何もしていなかった頃よりも圧倒的に結婚へと近づくことができます。
結婚相談所に入会する
「自分のリアルな知り合いに、相手を紹介してもらうなんて忍びない」
「婚活の一環として合コンに行きまくって、消耗して歳を取っていくのが怖い」
「そもそも、異性を前にして自分をうまく伝えることができない」
「何が何でも、一年以内に結婚したい」
という人はどうすればいいのでしょう?
「自分の人生、自分の幸せのために、投資する」という覚悟があるのなら、結婚相談所を使うのが、「一年以内に結婚」の最短の道です。
出会いの紹介+相談・サポートが充実している結婚相談所は、入会者の多くが半年以内に結婚し、結婚相談所を”卒業” しています。
婚活に行き詰って選択肢が狭まってしまう前にプロに任せることで、高い確率で「一年以内に結婚」を果たすことができるのです。
「どんな相手と、どんな結婚をしたいか明確」な人ほど、結婚相談所でも早く成果が出る傾向にあります。
先ほど述べた「結婚相手に求める条件を明確にする」作業が、ここで生きてくるのですね。
お見合いのセッティング
「お見合い結婚」は、一昔前のイメージがあります。
それでもお見合いは、単なる「友人からの相手の紹介」よりも結婚への確実性が高く、「一年以内に結婚」という目標を叶えるためには適切な手段です。
親や親戚に紹介してもらうお見合いもありますが、自分の人生を親や親戚にコントロールされるのは、今の時代に合っていないように思われます。
結婚相談所には、自分の求める条件にマッチした異性の中から、お見合いのセッティングを行っているところもあります。
一人の力で1年以内の結婚は難しい
「一年以内に結婚する」ための方法として、
・知人を巻き込んで、紹介を依頼する
・結婚相談所などでプロと一緒に確実に結婚へ動く
という方法を挙げました。
いずれの方法にも共通するのは、「一年以内に結婚にしようと思ったら、一人の力で結婚するのは難しい」ということです。
「知人に相手を紹介してもらう」のは、友人にもある程度の負担をかけることになるのをお忘れなく。特に既婚者の知人の中には、子育てに忙しくてピリピリしていて、「他人の婚活に協力する暇なんてない!」という人もいるかもしれません。
このように友達に婚活に協力してもらう場合は、日ごろから関係性を大切にしているか、誠実に接しているかが重要になってきます。
「結婚のために、都合のいいように利用された」と相手に思われてしまったら、友人を失うことになるので注意したいところ。
一方で、友人に紹介してもらうデメリットとしては、
「わざわざ紹介してくれた人のことを断りづらい」「自分の理想や条件に合った人が紹介されるとは限らない」
ということがあります。
あまり細かい条件を注文して異性を紹介してもらうのは、友達の側にとっても「めんどくさいな、こいつ」と思われる原因となるので、友人に紹介してもらう際は、相手候補には多くを望むことは難しそうです。
自分の人生は自分で決めたい、自分の理想とする人を自分で選びたい、という人は、結婚相談所などのプロのサービスを使うのがおすすめです。
結婚はゴールでなく、その後の永い結婚生活のスタートです。
長い間を共にするパートナーを選ぶ行為ですから、自分がどんな人生を歩みたいのかと向き合いながら、丁寧に相手を探したいところです。