エキサイト婚活の基本情報
エキサイト婚活は「ネット婚活サービス」
エキサイトが運営する婚活サイトは、webサービス上で相手異性を探すことができる「ネット婚活サービス」です。
エキサイト婚活は専用webサイトにログインして使うサービス。スマホアプリ形式で利用できませんが、イメージとしては「マッチングアプリ」に近い部分があります。
注意すべきは、エキサイト婚活はあくまで結婚を前提にしたマッチングサービスであり、他のマッチングアプリと明確に異なっている点です。
エキサイト婚活の会員登録の際の規約にも「結婚を前提に付き合う相手を探す目的以外での使用はお断り」と明記されており、結婚へ真剣でないユーザーは規約上、会員になることができません。
結婚は全く考えておらず、マッチングアプリで恋人を気軽に探したい人は、ペアーズやomiaiなどの「恋活」向けのマッチングアプリを利用する必要があります。
将来的に結婚する意志があれば、利用OK
エキサイト婚活は、真剣に結婚を目指す人のマッチングサービスです。
現時点では結婚をそれほど考えていなくても、「もしエキサイト婚活で気になる人が見つかったら、結婚してもいいかな」という意思があれば、問題なく利用できます。
結婚までのスピード感の認識の差こそあれ、それなりに結婚への意思を固めたユーザーを集めようとしているのが特徴です。
信頼と実績
2003年にスタートしたエキサイト婚活は、ネット婚活サービスの中でもかなり初期から続いているサービスです。
現在は 1万~2万人の男女が活動しているサービスであり、1か月間で約1000件の出会いが成立しているとのことです。
結婚前提で付き合う上での、プロフィール情報が充実
エキサイト婚活には、同じ趣味の人同士でつながるコミュニティ機能、日記機能など、ペアーズなどのマッチングアプリが備えているような交流機能があります。
結婚前提で付き合える人を探せるよう、エキサイト婚活は、プロフィール項目が充実しているのが特徴。
生活スタイル、結婚への価値観、家族状況など、円満な結婚のために共有すべき項目をプロフィールを通して詳しく知ることができます。
エキサイト婚活で閲覧できるプロフィール情報を、以下で紹介します。
基本情報:
写真3つ、所属コミュニティ、年齢、居住地、出身地、、身長、体型、血液型、証明書提出情報学歴・資格:
最終学歴、所属学校、学部 専攻、自動車免許、資格仕事、お金:
職業、職種 、業種、勤務会社、役職、年収、勤務地、仕事内容、仕事についてのコメント、休日の有無、転勤の有無(国内・海外)、保有資産、負債情報(ローン、奨学金等)、お金の使い方に関するコメントライフスタイル・性格:
趣味 好きなこと、すきなもの、部活 サークル経験、平日の過ごし方、休日の過ごし方、得意な家事、家事に関するコメント、好きなペット、ペットに関するコメント、居住形態、車の有無、お酒、たばこ、ギャンブル、健康状態、宗教、性格、長所についてのコメント、短所についてのコメント結婚 恋愛 家族観:
結婚歴、子供、交際スタンス、遠距離恋愛、結婚希望時期、理想の結婚生活、婿養子の可否(男性)、転居の伴う結婚、結婚後の働き方の希望、子供の希望、相手親との同居、自分親との同居、きょうだいの有無、実家の状況についてのコメント相手への希望:
相手の希望コメント、希望年齢、希望居住地、身長、体型、最終学歴、職業、年収、休日、転勤(国内 海外)、お酒 たばこ ギャンブル、結婚歴、子供の有無、転居の伴う結婚、結婚後の相手の働き方、親との同居、きょうだいの有無
家事ができるかどうか、ペットはOKか、結婚に伴う引っ越しはOKか、など、結婚後の生活が合う相手を見つけるためのプロフィール項目が充実してます。
いきなりメッセージでやり取りを始められるのが特徴
エキサイト婚活では、次のような2つの方法で異性にアプローチすることができます。
1.ナイス👍(他アプリの いいね に相当)を送る
2.メッセージを送る
1の方法は比較的スタンダード。ペアーズやomiaiなどのマッチングアプリと同様に、「いいね(エキサイト婚活では ”ナイス" )」を送ることで相手にアプローチできます。
エキサイト婚活の最大の特徴は、2番の、「いいねを送っていない、マッチングが成立していない相手にも、相手に伝えたいメッセージをそのまま送れる」こと。
ほかのマッチングアプリでは、お互いが「いいね」を承認し合った「マッチング成立状態」じゃないとメッセージを送れないので、スピード感を持ってやり取りを始めることができます。
「あなたのことが気になっている」アピールをするときには「ナイス」を送り、「この人のこと本気で知りたい、真剣にデートしてみたい」という時には、メッセージを送る、といったアプローチ方法の使い分けが可能です。
許可した相手に写真を公開可能
エキサイト婚活のもう一つの大きな特徴を上げるとするならば、写真の公開相手を「許可した相手のみに公開」に設定可能である点です。(有料会員のみ)
一般的なマッチングアプリならば、自分の会員プロフィールに掲載した写真が不特定多数の異性に公開されるのに対し、エキサイト婚活では、相手を選んでの限定公開が可能です。
エキサイト婚活の体験談 口コミ/評判をピックアップ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
エキサイト婚活の料金プラン
有料会員の月額料金プラン 無料でも利用可
エキサイト婚活の有料会員の料金プランは、以下の通りです。
(表記はすべて税抜き価格)
3か月プラン 2,833円 / 月 (一括8,500円)
1か月プラン 3,500円 / 月
一部機能が制限になりますが、エキサイト婚活は無料会員としても利用できます。
お試しとして無料会員になってから、3か月コースで本格利用、1か月プラン→3か月など、エキサイト婚活のスタイルが自分に会うかどうか確かめながら利用可能です。
支払い方法について
エキサイト婚活の有料料金の支払いには、ほぼすべての決済方法が利用可能です。
クレジットカードでの支払いができるのはもちろん、クレジットを持っていない人は、便利かコンビニ振込、銀行振込(ペイジー)、そしてLINE pay などの決済も可能です。
有料会員と無料会員共通の機能
先ほども紹介しましたが、エキサイト婚活は無料会員としても利用できます。一部機能が制限になりますが、以下の機能は、有料会員と変わらず使うことが可能です。
プロフィール登録 公開 閲覧
会員検索 詳細条件絞り込み
メッセージ受信(送信は有料会員のみ)
日記閲覧(投稿は有料会員のみ)
いいね(ナイス)送信(無料会員はひと月上限30人)
有料会員限定の主要機能
プロフィール検索などの機能は無料で利用できる一方で、以下の機能は有料会員のみが利用できる機能です。
メッセージ送信
新着会員並び替え閲覧
日記投稿
いいね(ナイス)送信 無制限
特定会員にのみプロフィール写真を公開
足あと削除
無料会員ならば、メッセージを受信することはできるのに対し、自分が気になった人に自分からメッセージを送るためには有料会員である必要があります。
有料会員と無料会員の間にあるもう一つの大きな違いは、「足あと」に関する部分です。
足跡とは、自分のプロフィールを閲覧した異性の履歴です。一方で、自分が異性のプロフィールを閲覧すると、相手側に自分の足跡が残り、閲覧したことが相手に知られる仕組みです。
無料会員は、自分のプロフィールを閲覧した異性の足跡が、過去3日分の履歴だけ残されます。
一方で有料会員は、過去31日にさかのぼって、自分のプロフィールを閲覧した異性の足跡を閲覧可能です。
しかも有料会員は、自分が相手側につける足跡を削除する権利もあります。これによって、なんとなく検索してなんとなく見ていた相手に、変な誤解を与えなくて済むことになるのです。
本人確認を忘れずに
有料会員になっても、本人確認がなされていなければ、メッセージを送受信することはできません。
メッセージ送受信の際に「本人確認」というステップを設けることで、サクラユーザーや、デート商法を行う不審業者を排除することができるというメリットがあります。
本人確認できる書類の種類には、以下のようなものがあります。
- 本人や住所を証明する公的書類(身分証、免許証、住民票)
- 収入や勤務先の証明(源泉徴収票、給料明細)
- 独身証明書
独身証明書の取得法、場所については以下にページで説明しました。
エキサイト婚活は女性にも料金が発生
エキサイト婚活は、男女問わず同じ料金なのに対し、ペアーズやomiaiなどの恋活マッチンアプリは、女性は無料で利用できます。
女性が無料なマッチングアプリには、「女性に対して男性の割合が多いため、女性を無料にすることで女性会員数を増やしたい」という運営の狙いがあります。
ペアーズやomiaiでは、女性が無料なのにも関わらず、男性有料会員と同等の機能が使えるので、「どうせ無料なんだから、婚活のサブ利用サービスとして使わないともったいない」と考えている女性ユーザーは多いようです。
エキサイト婚活使うのはどんな人?会員の傾向
実は40代50代が多いエキサイト婚活
公式の会員データをもとに、エキサイト婚活のざっくりとした年齢構成を下に示します。
男性
20代 5%
30代 15%
40代 45%
50代以上 35%
女性
20代 10%
30代 25%
40代 40%
50代以上 25%
男性はなんと、70% が40代以上、女性は65 %が40代以上という会員構成。
当初のエキサイト婚活の印象より、年齢層が高めだという感想を持った人が多いかもしれません。結婚相談所の場合、40代の会員が多くを占めるケースは珍しくありません。
ペアーズなどの「恋活」要素が入ったマッチングアプリは、20代や30代のユーザーが大半。
これらのアプリのユーザーは平均年齢が若いため、結婚への真剣度がそれほど高くない傾向があります。
インターネット マッチングサービスの中で見ると、エキサイト婚活はかなり年齢層が高めのサービスです。
結婚への真剣度を取りたい人はエキサイト婚活、もっと若い年代を相手に婚活したい人はマッチングアプリを使うのがベターでしょう。
再婚目的利用者が意外に多い
エキサイト婚活の会員の結婚歴を見ると、男女ともに 4人に1人以上が結婚歴があるひと、すなわち再婚相手探しに利用しています。
再婚目的利用者の割合は他のサービスよりも多く、先ほどの年齢層データと併せると、40代から50代の再婚相手探しユーザーに根強い支持のあるサービスであることが分かります。
エキサイト婚活会員の年収の傾向
エキサイト婚活の会員の年収分布の傾向は、以下のようになります。
男性
1. 400-600万 35 %
2. 600-800万 25 %
3. 200-400万 20 %
女性
1. 200-400万 40 %
2. 400-600万 20 %
3. 0-200万 20 %
会員の年齢層が高い分、男性の年収が600-800万 の層が2番目に多いです。
それでも、年収 200-400万 の男性も 20 % 存在することから、年齢層が高い割には、平均年収はそれほど高くはないようです。
ちなみに、男性の職業で圧倒的に多いのが技術職系の会社員(25 %)、その次に営業職の会社員(15%)です。
女性は、事務職の割合が30%と、突出しています。(会員データの詳細)
活動人数はやや少なめ
現在、エキサイト婚活で活動している人数を推計すると、男女合わせて1万5千人ほどです。女性がやや多い傾向にあります。
エキサイト婚活と同じく、婚活用のマッチングサービスである「ゼクシィ縁結び」は、約3万人の会員が日常的に利用しているというデータがあることから、エキサイト婚活の活動人数の規模がやや少ないことがあります。
参考までに、マッチンアプリで最大の会員数を持つペアーズは、男性は30万人以上、女性は20万人以上の人が日常的に利用しているといわれます。
男女合わせて1万5千人の活動会員がいるエキサイト婚活は、他サービスとの規模よりは小さいですが、一か月に約1000件の出会いが成立しています。
地方で出会える期待は低い
会員数の大小はそれほど気にする必要はなさそうですが、それぞれのサービスの人気の大小を表しているといえそうです。
ただ、問題となるのは、会員数が少ないと、地方での出会いが成立しづらくなるということです。
エキサイト婚活のユーザーは、東京近辺に多い傾向があります。
地方で「ネット婚活」をしたい場合は、ペアーズなどの会員数が多いサービスを使う方が賢明です。
エキサイト婚活のまとめ
ここまで、エキサイト婚活について説明してきました。
以上のことから、エキサイト婚活に合う人、合わない人についてまとめたので、婚活サービス選びの参考にして頂ければ幸いです。
エキサイト婚活に合わない人
- 地方に住んでいる
- 20代や30代の相手に出会いたい
- 「相手のプロフィール写真がすぐ見られない」ことに、もどかしさを感じる
エキサイト婚活に合う人
- 外見よりも中身を重視して、結婚相手を選びたい
- 外見よりも中身で判断されたい
- 再婚相手を探したい
- 結婚後の生活に関する条件(転勤、相手親など)がマッチした相手を、アプリで効率的に探したい
- 本当に気になった人には、マッチングする前にすぐメッセージを送りたい