エン婚活エージェントの概要
来店不要!ネット上で完結する婚活
婚活サービスや結婚相談所の中には、「ラウンジ」と呼ばれる店舗に来店して、コンシェルジュとの対面でやりとりしながら、二人三脚で婚活を進めるスタイルのサービスもあります。
エン婚活エージェントは実店舗を持たず、ネット上ですべて完結する「現代風」の婚活サービス。
入会手続き、相手紹介はすべてオンラインで行われますし、コンシェルジュとのやり取りはチャット形式です。
さすが、2016年設立という新しさを感じますね。
圧倒的リーズナブルさ
一般的な結婚相談所は、十万円単位の初期費用、成婚料/退会料 が設定されていることも珍しくありません。
エン婚活エージェントは、シンプルな料金体系で、料金自体もリーズナブルに抑えられているのも特徴。
入会時の登録料が9,800円で、月会費は12,000円。(税抜き)
仮に1年間フルに活動した場合、会費は約15万円になります。
ここでひとつ、興味深いデータをお見せします。
なんと、エン婚活で結婚を決めた人の、入会~卒業 までの期間は約5か月。(※全会員の平均卒業機関でないことに注意)
積極的にサービスを活用し、多少の運とご縁に恵まれれば、10万円以下に費用を抑えて婚活卒業することも十分可能なサービスが、エン婚活なのです。
返金保証サービスあり
エン婚活には、返金サービスが用意されているのも特徴。
意志を持って活動をしたにも関わらず、入会から3か月で出会いが成立しない場合に、料金が返金されるシステムがあります。
エン婚活エージェントのイマイチな点、デメリット
サポートは薄く、自助努力が必要
エン婚活エージェントは価格がリーズナブルに抑えられている分、様々なサービスがスリムに抑えられています。
その際たる例が、婚活サポートが他の婚活サービスと比較して薄いということ。
プロフィールの作成方法や、異性とのコミュニケーションの仕方や、第一印象を意識した自己紹介など、手取り足取り教えてもらえるわけではありません。
エン婚活では、婚活に関する講座が動画として提供されおり、自己学習で進めていく必要があります。
そして、サポートが少ないので、コンシェルジュや担当者に、自分の印象などに対するフィードバックが得られません。自分のプロフィールや第一印象が相手にどう受け取られているか、客観的に判断する力が必要です。
結婚相談所の担当者に「あなたはこうだ」「こうしなさい」とネチネチ言われるのが嫌な人、マイペースに婚活したい人にとってはむしろ、値段が安くてサービスが最小限なエン婚活は向いているといえます。
エン婚活エージェントの純会員数はまだ少ない
2019年4月現在、エン婚活の会員数は約2万7千人。
エン婚活は、2019年現在、サービス開始から3年。(2016年に提供開始)。そのため、まだまだ会員数が発展途上で、婚活サービス他社よりも会員数が少ないのが特徴です。
IBJ…6万人
オーネット…5万人
エン婚活エージェント…2.7万人
主要都市でしか利用できない
リーズナブルな価格で、毎月最大16人の出会いにアクセスできるのが魅力的なエン婚活でありますが、サービス提供エリアが限定されている点には注意が必要です。
下の図にあるような、〇がついている地域でしかサービスが利用できません。それ以外の地域は、地方にも十分な会員数がいるペアーズのようなマッチングアプリや、地域密着型の婚活イベントに参加するほかなさそうです。
エン婚活エージェントのサービス内容詳細
エン婚活エージェントでの出会い方
エン婚活エージェントでは、「紹介」と「検索」の2種類の方法で異性と出会うことができます。
「紹介」では、「エン婚活エージェント会員」のデータベースの中から毎月6人、コンピュータがあなたの好みや条件を分析して、自動で紹介してくれます。
「検索」では、「エン婚活エージェント会員」のデータベースの中から毎月6人まで、「連携している他サービスの会員」のデータベースの中から毎月4人まで、自分の好みの異性を検索し、アプローチすることができます。
紹介で6人、エン婚活エージェント会員の検索で6人、連携サービス会員の検索で4人、合わせると16人。
リーズナブルな価格で毎月最大16人との出会いがあり、これを半年、1年と継続することで、かなりの数の出会いのチャンスに巡り合うことができます。
他社との連携で、出会いの可能性が広がる
エン婚活エージェントの最大のメリットは、「出会いの場にアクセスするためのコスパ」が最高である点にあります。
先ほども紹介した通り、エン婚活エージェントは他社と比較して、それほど会員数が多い婚活サービスではありません。
ところがエン婚活エージェントは、複数の婚活サービス同士が互いの会員を相互に紹介し合うネットワークに加盟しているため、エン婚活エージェントに入っていれば、大手の他社婚活サービスの会員に出会えるチャンスが広がるのです。
特に、「パートナーエージェント」「ゼクシィ縁結びカウンター」といった有名な婚活サービスと連携しているは、心強いです。
先ほど、「エン婚活エージェント」は他社と比較して会員数が少ないと述べました。
他社との連携のネットワークで紹介可能な会員数は5万人以上。純会員と合わせることで、他社サービスと遜色ない会員規模となるのは大きな強みです。
エン婚活エージェント+他社連携…7.7万人
IBJ…6万人
オーネット…5万人
エン婚活エージェント(純会員)…2.7万人
エン婚活エージェントの会員の特徴、傾向
婚活サービスを詳しく知るにあたって、「自分のような年齢層、職業層を対象としているサービスか」「そのサービスを使うことで、自分が出会いたい相手の層に出会えるか」を見極める必要があります。
ここでは、エン婚活エージェントはどんな年齢の人が使っているのか、会員にどのような傾向があるのか見ていきましょう。
エン婚活エージェントの男女比はほぼ半々
エン婚活エージェントの純会員は約2万7千人。
そのうち、男性が約13,000人、女性も約13,000人で、ほぼ半々の男女比であることが特徴です。
一般的に、恋活系のマッチングアプリは男性比率が高め、婚活サービスは女性比率が高めになる中で、エン婚活エージェントの男女比率は非常にバランスのいい構成になっていることが分かります。
エン婚活エージェントの年齢分布
2019年現在、エン婚活エージェントの会員の年齢分布は、以下のようになっています。
女性
1. 30代前半:30 %
2. 30代後半:29 %
3. 20代後半:18 %
4. 40代前半:15 %
男性
1. 30代後半:26 %
2. 40代前半:26 %
3. 30代前半:17 %
4. 40代後半:16 %
エン婚活エージェントには、女性は20代後半~30代、男性は30代~40代の会員が多いことが分かりました。
エン婚活エージェントの年収分布
男性
- 400~600万:43 %
- 600~800万:28 %
- 200~400万:13 %
女性
- 200~400万:40 %
- 400~600万:34 %
- 000~200万:13 %
エン婚活エージェントの会員の年収の傾向は、男性、女性とも、年収の平均分布と大差なさそうです。
まとめ
ここまでで、エン婚活エージェントの特徴を見てきました。
エン婚活エージェントに向いているのは、「ある程度恋愛経験があり、サポートが手薄くても自分で婚活を進められる人」「値段を抑えながらも、結婚の意思のある人に多く出会って選びたい人」といえそうです。
一方で、「婚活の進め方が分からない」「自分のアピール方法、相手とのやり取りに自信がない」という人は、多少値段を払っても、エン婚活エージェントをサポートが充実している婚活サービスを選ぶ必要があるといえどうです。
またの機会に、エン婚活エージェントの口コミについて詳しく解説していきたいと思います。