高所得,知的な人が多いということから「結婚したい相手の職業」ランキングの上位に君臨する「医者」。
医者と結婚して,幸せになれたらいいな…と思っている女性も多いはず。けれども,医者と結婚することにこだわっていると,婚期を逃すという痛い目を見る可能性も。「医師の奥さま」になることを憧れている女性にとって,医者と出会って結婚する難易度について知っておくことは重要なのです。
医者に出会う時点で難易度高め?医者の人口について
2016年のデータによると,医者の人口は約32万人。そのうちの8割が男性医師,2割が女性医師です。
つまり,男性医師の人数は,32万人 × 0.8 = 25万人。ということになりますね。一見すると,意外と多くいるように見えますが…。
厚生労働省のデータによると,15歳から59歳の「生産年齢人口」にあたる男性は3200万人程度。男性医師のおおよその人口である25万人というのは,生産年齢人口の 0.8% に当たります。
人口の 0.8% とは,125人に1人しかいないということになります。
タイミングを逃すと難易度高め?医者が結婚を考える時期
国家資格取得,大学卒業,研修医卒業,など,一人前医者になるまでのカリキュラムにはさまざまな節目があります。独身医師たちは,医師としてのカリキュラムのさまざまな節目に結婚を決断することがおおいのです。
それでは,多くの医者が結婚に踏み切る節目の年齢はどこに存在するのでしょうか。
1.医学部卒業時
医学部って,すごい忙しい身分の人々というイメージを前々から持っていました。友人に何人もいる医学部生の話を聞いてみると,彼らは思ったよりものんびりしています。医者として社会に出てしまうと忙しいですが,学生の間はまだ比較的余裕があるのです。
そんな医学部生の彼らの中には,社会にでて忙しくて恋愛する暇がなくなる前に医学部卒業時点でその時の彼女と結婚を決断することが多いようです。
医学部のカリキュラムは6年。そして,医学部に現役で入学してストレートで24歳で卒業できる人は全体の約半分。もう半分は,医学部受験で浪人するか途中で留年する人たち。そう考えると,医学部卒業して結婚に踏み切るタイミングは25歳前後であるといえそうです。
医学部生が医学部卒業時に結婚を決める相手の多くは,医学部内での知り合いか,高校までの知り合いのことが多いです。そのため,医学部生となんの人脈もコネもない人にとっては,医学部卒業のタイミングで結婚できるケースはまずないといっていいでしょう。
2.研修医卒業時
医学部を卒業すると,2年間の必修の研修期間,そして勤務する病院や診療科によってはさらに研修が必要になるケースもあるようです。
医学部生の友人に話によると,研修期間は「地獄」だそうです。そのため,地獄の研修医期間中は医者としての学びに精一杯で,プライベートまで頭が回らなくなってしまう模様。研修医期間中は,結婚につながる新しい異性との出会いはないと考えていいでしょう。
そのため,医者としての研修期間が終わって男性医師が結婚する相手は,大学時代に出会って交際を続けてきた彼女や,勤務中の病院で出会った看護師というケースが多いようです。
まとめ
男性医師の人口は,全男性のうちのおよそ125人に1人というレア度。そして,医学部や研修時の忙しさや閉鎖的な出会いの環境から,同じ学部や病院の人同士で結婚を決める男性医師が非常に多いのです。
そのため,
- 高校時代に進学校に在籍していて医学部に進んだ男子と知り合い
- 大学に医学部があって,サークルで知り合っている
などの方法で医師との人脈やコネがないと,医師との結婚はむずかしいといえそうです。そして,女性看護師に囲まれた環境で勤務しているという医師の職業的性質上,一人前になってもまだ独身のままの男性医師は結構少ないのです。
医師と結婚したいのなら,早めの行動が肝心。まだ一人前の医師になる前の医学部生のうちに仲良くなっておく「青田買い」するのが一番難易度が低い方法と言えそうです。
それでも,諦めるのはまだ早い。独身で結婚相談所に登録している男性医師や,一度離婚して結婚相談所に再登録してる男性医師も一定数存在します。
「大学までに医学部生との出会いがなかった…」という人でも,結婚相談所に行けば医師と結婚できるチャンスはまだ十分に残されています。