ペアーズで結婚できるのか?どのくらいの人がペアーズで結婚できるのか?結婚に必要な期間は?マユツバな情報がネットに溢れる中で,マッチングアプリで結婚を目指す人たちの疑問に向き合ってみたい。
記事の概要
結婚するまでに何人と会う必要があるのか?
ペアーズを使って実際に会うまでの流れ
ペアーズで結婚を果たすために,一体何人の人と会う必要があるのか?
ペアーズで知り合い,デートにたどり着くまでの流れは,次の通りだ。
あなたが,相手に「いいね!」を送る
→相手が,あなたの「いいね!」を承認する=マッチング成立
→マッチング成立後に可能となるメッセージ交換で,おしゃべりしたりデートの約束を決めたりする
→実際にデートする
ここで,2つの大きな壁が立ちはだかる。1つ目は,マッチングにたどり着くまでの壁。2つ目は,メッセージ交換後に実際にデートするまでの壁。
結婚までにマッチングする人の数,デートする人の数
それぞれの壁を,どのくらいの割合の人が通過できているのか?残念ながら,公式情報は出ていない。ネットに出回っている,「ペアーズで結婚するまでに出会う人数は,平均〇人!」という情報は,偏ったサンプルから導かれた結論だ。
「マッチング成立」と「デートの約束成立」についての体験談として,2つの例を見つけた。
・100人弱ととマッチング(第一段階突破)→3人とデート(第二段階突破)→そのうちの1人と結婚
・10人ちょいとマッチング(第一段階突破)→そのうちの半分とデート(第二段階突破)→ そのうち1人と結婚
ペアーズ公式ページの「幸せ体験談」的なページには,「ペアーズで初めて会った人が,結婚相手となりました」という情報もある。宣伝のための情報なので,これはたぶん一番ストレートに結婚までたどり着くことができたケースの話。マッチングアプリを使っても,誰しもがこんなに都合よく結婚相手を見つけられるわけではない。
これらの例を見てみると,同じ結婚というゴールにたどり着くまでには,人によって会う人数が大きく変わってくるということだ。マッチングして実際にデートにこぎつけ,会った人が「結婚したいと思える相手=運命の相手」であるかどうかは運の要素が絡んでくるし,あなたが結婚したいと思った相手をその気にさせるためには,あなたの魅力や恋愛の実力が試される。
ペアーズは,使い方を間違えると婚期さえ逃す
ペアーズで出会った人と結婚するには,ある種の見切りと思い切りの良さが必要である。ペアーズの会員である限り,どんどん新しいマッチング相手を探すことができる。「この人はなんか顔がよくない,次!」「この人は性格が残念だな,次!」というように,一連のコツさえつかんでしまえばそれほど苦なくデートまでたどり着くことができるようになってしまうだろう。
けれども,「もっといい人」「もっといい人」を探すうちに,時間は過ぎていく。それは,ペアーズに限らずどんな婚活でも必ずあること。あるところまで来たら,「この人にしよう」と思い切りよく決断しないといけない。幸せをつかみとるためには,ペア―ズを笑顔で卒業しなければならない。さもなくば,だらだらとペア―ズで婚活を続けて,婚期を逃すハメになるだろう。
ペアーズで結婚できるまでの期間は?
ペア―ズの会員になってから,結婚相手に出会えるまで
ペア―ズユーザーは,「この人,すごく素敵な人」と思っても,「でも,この人が自分に振り向いてくれるかは分からないし,もっといい人も見つかるかもしれない」という心理で恋人探しをつづける場合も多い。そのため,「結婚相手が見つかったからきれいさっぱりペアーズをやめる」という人は少数派。
ゆえに,ペアーズで結婚相手に出会えるまでの平均期間の統計を運営側が取るのはほぼ不可能。ペアーズで結婚できるまでの平均期間に関する公式情報は出ていないのだ。
結局,「ペアーズを使い始めたら〇か月で結婚できました!」という情報は,体験談ベースのものでしかありません。ネット上に存在する「ペアーズを使えば,平均〇か月で結婚できる」という情報には注意して接する必要がある。
「ペアーズで結婚できる確率」を計算しているサイトにも注意
会員数などのデータから,「ペアーズで付き合える確率は5%程度」「ペアーズで結婚できる確率は1%くらい」みたいな計算をしているサイトも数多く見受けられる。
ペア―ズを1か月しか使っていなかったら,そりゃ結婚相手なんてそんなにすぐ見つからないだろうし,逆に1年間使い続ければ,結婚相手を見つけられる確率は上がる。一概に「ペアーズで結婚できる確率は1%」と言い切ってしまうのは,ペアーズをこれから使おうと思っている人にとってはそれほど有用なデータではない。
無料ユーザーで1年間ペアーズを使うと結婚できる?を考える
ペアーズの無料ユーザーは,1か月で30人まで「いいね!」を送る権利がもらえます。1年間で考えると,360人。もし,さっき紹介した「ペアーズで結婚できる確率は1%」というでたらめデータに従うと,360人の1%だから 3.6 人と結婚できると結婚できることになる。
さすがに,結婚相手は1人だけで十分ですが,360人の1%といわれると,なんだか結婚できそうな気がしてくる。1人の人と結婚できる可能性がたとえ1%でも,それをこつこつ継続して,ペアーズ上で出会える人の母数を増やせば,おのずと結婚できる可能性は上がるのだ。
ペアーズを使う人の魅力,スペック,性格になどによって結婚できる「確率」は変わって来る。たとえ確率は低くとも,地道にペア―ズをつづけることで結婚できる「可能性」は高めることはできるのだ。
いいねは送るだけじゃなくて,受け取ることもある!
ここまで考えてきたのは,「いいね」を送る場合。
「いいね」を送る側がいれば当然,受け取る側も存在します。あなたはいいねの送り手であると同時に,いいねの受け取り手であることも忘れてはいけない。
自分から必死に相手にアプローチするだけではなく,「選ばれる人になる」努力も怠らなければ,ペア―ズで結婚できる「可能性」はさらに上がる。
結婚できるマッチングアプリ選びに迷ったら
どのマッチングアプリを使えば最速で結婚できるのか…?そもそもマッチングアプリなんかで結婚相手が見つかるのか…?という風に躊躇って,一歩を踏み出せない間に,時間は過ぎていくし,あなたは年を重ねていくし,結婚する人は結婚していく。
マッチングアプリの会員数,会員の結婚への真剣度の差はあれども,マッチング成立してデートまでこぎつけてしまえば,後は普通の恋愛と同じ。マッチングアプリで結婚できるかどうかは,基本的に使う人の運と魅力,そして行動力にかかっているというのが僕の考え方だ。使うマッチングアプリや婚活の種類によって,結婚できる確率や割合にはそれほど大差ないと思っている。
ここまで,ペアーズで結婚できるかどうかについて考えてきた。僕の結論としては,「ペアーズは誰でも結婚できるひみつ道具ではないけれど,ペアーズで結婚を実現した人は確かに存在する」ということ。
事実,先週,東京都内のとあるスタバで過ごしていたら,隣の机に座った男女の会話が耳に入ってきた。
女「〇〇先輩,ペアーズで知り合った人と結婚するらしいよ」
男「ペアーズって,恋人探しのアプリの?」
女「そうそう,本当に結婚できるんだね~親とかに馴れ初め聞かれたら何て答えるんだろうねー」
もし,ペア―ズで結婚相手探しに成功してしまって,親に馴れ初めをどう報告するのが正解か不安な人は,こちらの記事を参照されたい。
会員数はマッチングアプリ業界のなかで最大級,そして,結婚できた人が一定数いる。ペアーズを欠かさずチェックしていれば,そのラッキーな人たちの仲間入りできるかもしれない。もし,ペアーズへの一歩を踏み出さなかったら,結婚できる確率は今までと変わらないままなのだ。