決定版!「マッチングアプリで結婚」を目指す人の,両親や友人への報告のパターン集




ペア―ズで出会い,結婚した人の話を耳にした。もし,ペア―ズつながりで結婚したら,親や友人には馴れ初めをどう紹介すべき?様々な場合を想定した,「馴れ初めの言い訳集」の決定版。

マッチングアプリで結婚するときの,親への報告方法

親世代の「出会い系」アレルギー反応

もしマッチングアプリで出会い,めでたく結婚が決まったら,親にはどう伝えたら丸く収まるだろうか?

親世代には,「マッチングアプリ=出会い系」というとらえ方をしている人は多いように思われる。現在の20代や30代世代の親は,50代から60代の世代であるケースが多い。ペアーズのようなfacebook認証型マッチングアプリが広まる前に,2000年代には「出会い系」ブームになった。

当時の出会い系は,スマホが普及する前のガラケーで,出会いを求める人が掲示板で交流して出会うというようなシステム。出会い系サイトを原因とする事件やトラブルが社会問題になったのもちょうどそのころ。現在の20代や30代世代は中高生だった時代で,親や学校からは「ネットで知り合った見ず知らずの人には合わない」と口ずっぱく言われたはず。

両親世代はきっと,そのころのなごりで現在も「出会い系は危険」というアレルギー反応を持っているケースが多い。ペアーズも言ってしまえば広義の「出会い系」。だが,運営のエウレカ社が常に怪しいユーザーや危険なユーザーを監視し,安全に利用できると宣伝している。事実,ペア―ズで何か事件が起こったというのは耳にしたことがない。

無法地帯だった当時の出会い系サイトとペアーズでは勝手が異なる。それでも。ペアーズと出会い系の違いを親に説明しても,余計に頑固になられてしまい,受け入れてもらえる可能性は低い。

「共通の知人」は危険性高い

マッチングアプリを通じた結婚を親に報告する際は「共通の知人」と伝えよ,みたいな指南をしているサイトを見かけることがある。

けれども,これは非常に危険。

「共通の知人」の派生形として「友だちの紹介」「職場の人の紹介」などといった報告も考えられますが,結婚式で非常に苦労することになるのだ。

結婚式の参加者に「共通の知人」「職場の人」が来ていなければ嘘が露見してしまう。また,披露宴などのスピーチや司会も,そういった「共通の知人」に引き受けてもらうのがセオリー。共通の知人なんていないのに,「共通の知人を通して」なんて伝えたら,結婚式の進行までも捻じ曲げざるを得ないことになる。

このように,マッチングアプリ婚の馴れ初めの伝え方を一歩間違えてしまえば,後々痛い思いをすることになるのである。

「共通の趣味で出会いました」が使えるケース

マッチングアプリ大手のペアーズには,趣味や業種,価値観といった同じ属性の人同士でつながれる「コミュニティ機能」がある。もし,コミュニティ機能をうまく生かして意気投合したなら,「共通の趣味を通じて」と両親に伝えても差し支えはないといえる。

コミュニティ機能にそれほど頼らずに結婚が決まったとしても,おしゃべりをしているうちに共通の趣味趣味があることが明らかになった場合でも,「共通の趣味で出会いました」と伝えて差し支えはない。

「仕事関連で出会った」も意外と大丈夫

職場の人を結婚式に呼ぶつもりがあまりない場合や,外回りの営業で外との出会いが多い場合,転職を経験している人におすすめなのが「仕事関連の出会い」という理由。

あなたが親が仕事で何をしているか漠然としているのと同様に,親が自分の子供が仕事でどんなことをしているのか100%知っているわけではない。また,仕事には機密事項もあり,親もあまり深くは立ち入れない領域。それを利用したのが「仕事関連で出会った」という馴れ初めである。

異業種交流会で知り合った,セミナーで席が隣だった,取引先との飲み会関連で,などなど。

もし,仕事関連で出会ったことにするなら,お互いにストーリーをすり合わせることをお忘れなく。

誰でも使える必殺「マッチングアプリ婚の馴れ初め」

「共通の趣味で出会ったのはわかるけど,具体的にどうやって出会ったの?」と親から掘り下げて聞かれる場合もあるし,そもそも2人に結婚につながるような共通点なんか見当たらない場合もある。

そんな場合は,親にどう伝えればマッチングアプリ婚の理解を得ることができるのか?

それは,「facebookを通じて仲良くなった」というテクニック。facebookは,今のおじさんおばさん世代も好んで使っているツール。facebookは実名や顔を出すケースが多いので,出会い系のような「どこのウマの骨か分からないような人と出会った」というイメージは持たれにくいといえる。

事実,ペアーズなどのマッチングアプリを利用する際には有効な Facebook アカウントが必要。お互いFacebookを使っている上でのマッチングアプリなので,「facebookで仲良くなった」はあながち間違いではあない。

「facebookで仲良くなった」という言い訳(?)は,これまで紹介した他の方法と組み合わせることで,もっと信ぴょう性が増す。

「セミナーで知り会って,facebookを交換した」「異業種交流会で知り会って,facebookを交換した」「共通の趣味があることが分かり,fecebookでやり取りするうちに仲良くなった」などなど。

なんだか,一気にそれっぽい理由になってきましたね(笑。

友人に,マッチングアプリ結婚を報告する場合

「マッチングアプリで出会った」と言うべきではない場合

都市部の20代層には,マッチングアプリの概念はかなり浸透している。そんな友人には,親とは違ってマッチングアプリで出会ったと正直に言うことができる,ただし,条件がある。

友人が幼なじみなどで,親同士も知り合いの場合は,マッチングアプリで出会ったと伝えない方がいいだろう。さもなくば,まわりまわって自分の親の耳に入ってしまう。

「マッチングアプリ」と伝えるのが有効な場合

誰しもがマッチングアプリで結婚できるわけではない。結婚はおろか,恋人すらできない人だって一定数いる。そんな人たちがいる中であなたがマッチングアプリ婚を果たせたら,それは勝ち組だ。

結婚願望が強い未婚の友人には,「マッチングアプリで出会ったよ」と正直に言ってしまうのもアリ。マッチングアプリやペアーズ,婚活に興味がある未婚の友人は,マッチングアプリで出会ったことに理解を示してくれるケースがほとんど。

マッチングアプリで結婚したことを,親だけではなく友人全員にまでごまかすのは不可能。マッチングアプリでの結婚に理解してくれる見方がいることは,今後の結婚への段取りを進めていく上で大きなプラスになる。

「ペアーズで結婚した!」話を小耳に挟む,みんなも後に続け!

おととい,都内某所のスタバでweb作業をしていた。すると,近くのテーブルにいた男女の会話が耳に入ってきた。

女「先輩がね,ペアーズで出会って結婚するらしいよ」

男「ペアーズって,あれ,マッチングアプリの?」

女「そう!ほんとに結婚できるんだね~びっくり」

こっちもびっくりだ。今まで,ペアーズで結婚できたという体験談はネットでしか見たことがなかった。まさか,そんな話をスタバで耳にすることになるとは。既にペアーズユーザーの人も,これからペアーズユーザーになろうか考えている人も,結婚につながる出会いが見つかることを祈っています。