朝日新聞社運営のMeeting Terrace,評判と活動は?




最近,東京の電車で朝日新聞主催「Meeting Terrace (ミーティングテラス) 」についての広告をよく見かける気がする。

どんな活動をしてどんな出会いができるのか,その評判はどれほどなのか,まとめてみた。

朝日ミーティングテラスは,どんな婚活形態?イベント内容は?

婚活には,いろいろある。合コンのような気軽なものから,男女がイベントに参加してわいわいするもの,お見合いや結婚相談所のようなフォーマルなものまで様々だ。朝日ミーティングテラスは,一体どの婚活スタイルに当てはまるのだろうか?

朝日ミーティングテラスが主催する婚活イベントは,大きく分けて3種類存在する。

1つ目が,セミナー形式。「ワインセミナー」や「金融セミナー」といった人生が豊かになるきっかけになるようなテーマで,著名人や有名講師がセミナーを開催。セミナーが終わった後,参加した男女のための交流の時間が用意されている。

2つ目が,非日常空間でのイベント形式。酒蔵見学といった,大人が楽しめるような工場見学的なものから,バーベキューのようなアウトドアなイベントも当てはまるだろう。日常から離れた空間で気分転換しつつ,男女の交流を楽しむことができる。

3つ目が,純粋な交流会形式。ざっくり言ってしまうと,合コンである。共通の趣味の人限定交流会から,ある特定の職業限定の交流会など,さまざまなテーマで交流パーティーが開催されている。

朝日ミーティングテラスの婚活は,大人数同士の交流会形式がメインなのだ。大人数の交流会形式の婚活のメリットは,選択肢が広くて自分の理想の人に出会える可能性が高まる。一方で,ライバルが多いために,理想の人に出会えたとしてもその先に発展する可能性がそれほど高くはない。また,大人数で交流する場なので,自分から積極的に話しかけにいったりアプローチしたりするような勇気やコミュニケーション力も必要となる。

大人数の交流形式のパーティーが好き,慣れている,得意という人には朝日ミーティングテラスに参加しない手はないだろう。

朝日ミーティングテラスは地方でも利用可能?

全国紙の朝日新聞。地方在住の人でも,新聞の広告などで朝日ミーティングテラスに興味を持った人も多いうはず。様々な婚活イベントを準備している朝日ミーティングテラス,果たしてイベントは地方で開催されているのだろうか?

気になる婚活イベントがある!けれども,東京開催かよ…ウチの県でやっていないのかよ,遠い…という思いを味わったことがある人も多いはず。やはり,婚活イベントは都会がメイン。朝日ミーティングテラスも例に漏れず,2018年9月現在は東京周辺での開催がメインになっている。

朝日ミーティングテラスの婚活パーティーには,「セミナー」「非日常イベント」「交流会(合コン)」の3種類あると紹介した。3種類のうちの,「非日常イベント」は「1都3県(東京+神奈川,千葉,埼玉)のみの開催」と公式ページに明記されている。けれども,残り2つの「セミナー」と「交流会(合コン)」にはそのような開催地が限定されているという情報は書かれていない。

東京近辺以外でも,大阪,名古屋,仙台,福岡などの大都市圏であれば,朝日ミーティングテラスの「セミナー」と「交流会(合コン)」は開催される可能性はあるということだ。東京近辺がメインとなるとはいえ,それ以外の地方の人も諦めるのはまだ早い。朝日ミーティングテラスに関する情報にアンテナを張っていれば,きっと素敵なイベントを見つけられるはず。

朝日ミーティングテラスのコンセプトとは?

朝日ミーティングテラスが他の婚活と違う点は,以下の2つコンセプトに表れている。

1つ目は,「会って交流する」ことに重点を置いているということ。相手に会わずともネットで恋活や婚活することができてしまうこの時代に,朝日ミーティングテラスはあえて「直接会う」ということに価値をおいて,他の婚活サービスとの差別化を図ろうとしているようだ。

2つ目は,「結婚に縛られない,自由な形のパートナー探し」である。わかりやすいように「婚活」として紹介してしまったが,婚活であるようで婚活でない。禅問答みたいだが。結婚をゴールとした婚活や恋活サービスが多い中で,「結婚に縛られないパートナー探し」としているところは,とても新鮮に見える。結婚に囚われないからこそ,お互いの価値観を尊重した出会いができるのかもしれない。

結婚に囚われず。ネットではなく実際に会って交流する場を提供することで,人生を時間を豊かなものにする,これが朝日ミーティングテラスの目指しているところであるように思える。

朝日ミーティングテラスの評判と実績は?

「朝日ミーティングテラス」と検索してみると,ヒットした記事で一番古いものでも,2017年下旬ごろ。つまり,朝日新聞がミーティングテラスのサービスを提供し始めてから,この記事を書いた2018年9月時点でまだ1年ほどしか経過していない。

朝日ミーティングテラスはかなり新しい部類の婚活サービスに入り,ミーティングテラス主催イベントへの延べ参加者数は,他の婚活と比べてまだそれほど多くはない。朝日ミーティングテラスの評判に関する直接的な情報は,まだそれほど出回っていはいない。

けれども,朝日新聞のイベントページを見てみると,ミーティングテラスのイベントは参加者多数で応募が締め切られていた。また,「朝日ミーティングテラスは現在,女性の加入を停止しています」という情報も見つかった。このことから推察すると,一部の層で評判になり,加入者が殺到しているといってよさそうだ。

朝日ミーティングテラスは結婚をゴールとしていない。そのため,婚活サービスを比較する際の指標である「成婚率」「カップル成立数」などといった指標で他のサービスと競い合っているわけではない。婚活サービス戦国時代において,「他のサービスと同じ土俵では戦わない」というのが,朝日ミーティングテラスの戦略なのかもしれない。

朝日ミーティングテラスの入会方法

公式ページにも明記してあるが,朝日ミーティングテラスの会員になれるのは「40代以上のシングルのみ」とされている。「私も,結婚に縛られない豊かな出会いがしたい!」という30代以下は,残念ながらほかの婚活サービスを使わざるを得ない。

勘違いしてはいけないところだが,朝日ミーティングテラスが「結婚に縛られないパートナー探し」を目指いしているとはいえ,不倫を推奨しているわけではない。そのため,入会は独身に限られる。そして,独身を証明するための「独身証明書」という公的書類が必要になる。

入会条件を満たし,申し込みをして,独身証明書を提出さえすれば誰でも入会できるわけではない。入会の際には,朝日ミーティングテラスによる「独自の審査」を通過する必要がある。「自分の価値観と生き方を確立した,シングルの40代以上が,人生を豊かにする出会いをする場」というコンセプトにふさわしい人を審査するのである。

申し込みの流れを簡単にまとめると,

「資料請求」→「申し込み,独身証明書提出」→「人物審査」→入会!

という流れになる。少しでも「朝日ミーティングテラスが気になった」という人は,是非とも資料請求を。

朝日ミーティングテラス 資料請求ページ