記事の概要
1. 出会いと結婚のチャンスが少ないフリーランス。
人との接触はゼロではないものの,限りなくゼロに近いフリーランスワーカー。普段接触する人間はコンビニのレジの人に「温めお願いします」とか「レシート要りません」とかいう時くらい。たまに取引先やクライアントの人との接触はあるものの,そこから恋やときめく出会いに発展することはほとんどない。というか,そういう方面に発展させてはいけない。なぜなら,恋愛というプライベートで私的な感情を取引先やクライアントとの関係に持ち込んでしまうと,信用を失って仕事を与えてもらえなくなって貴重な収入源失うことになりかねないから。
プライベートと仕事の境界線がサラリーマンみたいにはっきりしておらず,もしかしたらそこら辺のブラック会社よりもブラックな働き方という意見も。そんなフリーランスの人たちにとって,プライベートな時間を満喫して出会いを広げたり深めたりする時間をしっかり確保するのは難しいのかもしれません。
2. フリーランスで結婚したいなら結婚相談一択。
様々な出会いのサービスを気軽に利用できる現代。合コン参加者募集サービス,恋活サービス,ネット婚活サービスなどさまざまあります。ですが,結婚したいフリーランスワーカーにとっては,使うべきは結婚相談所一択です。結婚相談所以外の出会いサービスは,真剣に結婚をめざすにはあまりにもカジュアルすぎますし,それほど結婚願望はないけどいい年齢だからとりあえず登録しておこうという人も一定数存在します。結婚する覚悟を持ち合わせていない人が,「フリーランスの相手と結婚する」という覚悟を持ち合わせているはずがありません。多くの人とはマッチングできるけど,一つ一つの成功率があまりにも低すぎるのです。仕事とプライベートの境目があいまいなフリーランスにとって,果てしない時間がかかる方法で婚活をするのは仕事にも悪影響です。
そんなフリーランスにおすすめする唯一の婚活スタイルが「結婚相談所」。結婚相談所を通したお付き合いでは,相談所が人間関係を取り持ってくれます。そのため,人間関係に関して余計な悩みを抱える心配が低く,婚活が仕事に悪影響を及ぼすリスクは低いと言えるでしょう。無限に自由時間があるようで,無限の労働時間を強いられるフリーランスですが,少し空き時間を作って結婚相談所に面談に行くだけでいいのです。結婚のためのアクションを提案してもらうことができるというのは,他の婚活にはない結婚相談所を利用する大きなメリットです。
結婚相談所に集う人々は,結婚に対して相当の覚悟を決めた人々。結婚相談所のスタッフと協力しつつ,フリーランスという働き方についての理解が得られれば,納得のいく結婚を勝ち取れる可能性はぐんと高まります。
3. フリーランスでも入会しやすい結婚相談書は?
結婚願望の強いフリーランスワーカーにとってありがたい存在である結婚相談所。でも結婚相談所って,入会審査が厳しいんじゃないの?収入とか公表しないといけないんでしょ? 安定している会社勤めじゃないと審査で落とされてしまうんじゃないの? といったイメージを持っていらっしゃるかもしれません。でも,いくつかの結婚相談所を調べてみたら,意外とそんなこともないみたいですよ。さすがに,どんなフリーランスの人でも必ず入れるような結婚相談所はありませんでしたが,会社勤めでないフリーランスの人でも入りやすいといえるおすすめの結婚相談所を見つけてまいりました。
フリーランスでも入会しやすい結婚相談所かどうかはどうやって判断すればいいのか,フリーランスの人におすすめの結婚相談所はどこか,ご紹介していきたいと思います。
1.楽天オーネット → ▲
結婚相談所大手,楽天オーネットの入会基準を見てみると,「定職・定収入があること」とだけ書いてありました。フリーランスについては具体的には言及されておらず,「定収入があること」でごまかされています。定職・定収入の基準が明らかでない以上,入会を申請して審査落ちしても文句は言えなさそうです。
2.ゼクシィ縁結び → ▲
ゼクシィの公式ページからはいきなり入会申し込みできる仕組みにはなっておらず,「まずは無料損談を!」というリンクしか見当たりませんでした。そのため,入会のための具体的な基準は示されておらず,判断不能の △ をつけてあります。結婚のためになるべく早く,かつ確実なステップを踏みたいというフリーランスの人にはあまりお勧めしません。
3.ツヴァイ → △
ツヴァイの公式ページに書いてあった入会の条件・規約に関する部分を一部抜粋します。
「当社規定に基づく20歳以上の方。現在独身の方に限らせていただきます。(公的機関が発行する独身証明書が必要です) 但し、ご紹介可能人数が当社規定に達しない場合、ご入会をご遠慮いただく場合がございます。」
必要なもの
1. 独身証明書
2. 収入証明書(所得証明書 or 源泉徴収票 )
3. 卒業証明書
4. 写真1枚
書類で審査する気満々ですね。そして,卒業証明書が求められる珍しいパターンです。入会するにあたっては,社会的なステータスや地位がかなり重視されると言えそうです。よっぽど稼いでいてこれからも安泰ですと胸を張って言えるフリーランスの方でないと,真っ向から勝負を仕掛けていくのは難しそうです。
4.エン婚活 → 〇
エン婚活の公式ページにある,「入会はこちらから」というボタンをクリックすると,入会のための情報入力ページに行き当たりました。
そこには,「 定職についている,または安定した収入がある はい or いいえ 」という質問があり,雇用形態をプルダウンで選択する形式になっていました。エン婚活の雇用形態の選択肢は以下のようなものがありました。
正社員 / 契約社員 / 派遣社員 / 会社役員 / 個人事業主 / アルバイト / 無職
「定職についている,または安定した収入がある」という質問なのに,無職という選択肢があるのが少し謎ではありましたが…。フリーランスでも,個人事業主として毎月安定した収入た収入があるということをしっかりアピールできれば,エン婚活はかなりすんなり入会できるように思われます。
5.パートナーエージェント → ◎
パートナーエージェントの入会資格には次のようにありました。
仕事・収入:
男性においては、定職に就いていて一定以上の収入がある方。
個人事業主・フリーランスでの就業もしくは業務受託契約を結んでいる方など
「フリーランス」という言葉が入会条件にしっかり明記されていました!いくつか結婚相談所サイトの入会条件を見てきましたが,「フリーランス」とごまかさずしっかり明記されていたのはパートナーエージェントさんでした。非常に好感が持てますし,「フリーランスでもしっかりしてればウチは大丈夫ですよ」と言ってくれているのが伝わってきます。そして何より,仕事・収入に関する入会条件は男性に対してだけのもの。女性が仕事についているかどうかは問われないので,フリーランスの女性の方もすんなり入会できると言えます。
4. まとめ
以上,「フリーランスにおすすめの結婚相談所」でした。フリーランスでも安心して入会できる結婚相談書は「パートナーエージェント」が一番いいと思われます。ぜひ,幸せな結婚を勝ち取って欲しいと思っております。