子供を持たない結婚「DINKS」志望の男女がすべき婚活とは?




こんにちは。恋愛合理主義者のかずずです。今回は、「子供は欲しくない、でも、結婚はしたい」という人の婚活についてつらつらと書いていこうと思います。最後までお付き合いいただけたら幸いです。

このまえ21歳になった。当方は、東京のすみっこに生きている大学生。まだまだ20代だけど、結婚や子供や将来のことについてふと考えを巡らせる瞬間がある。それよりも目先の卒業や就職のことを考えるべきなのだろうが。

大学の授業に向かうお昼どきに電車に乗った時、平日のお昼時にカフェで一息ついている時、子供連れの母親を見かける。とにかく東京のベイビーはすごい重厚なベビーカーの中に鎮座している。田舎で育ったかずずなので都会の子育て事情はあんまり分からないけれど、なんだか東京で子育てする親は大変そう。

一番大変そうなのが、5歳児か4歳児を連れて電車に乗っている母親。そのころのガキと言えば、男女を問わず一番はしゃぎ盛り。そんな ”モンスター” を連れた母親の顔は決まってイライラしてたり疲れたりしている。

東京で見かける子連れ母親を見ていると、子育てで消耗している感じがする。それなら、結婚しても子供はつくらない方が自由なんだろうな…と思ったりもする。そんな同期から、このテーマについて調べてみようと思った次第でございます。

子供を持たなくても人生を豊かにする方法はたくさんある

社会人1年目の、知り合いの先輩が何人かいる。かずずのこれまでのイメージだと、「手取りが20万もらえるかどうかすら怪しい社会人1年目は、ほとんど贅沢できない」と思っていた。つい数か月前まで「ライブ行きたい、卒業旅行行きたい、お金がない…今月使いすぎた」と言っていた先輩が、社会人になった途端に羽振りが良くなっていた。

一緒に飲みに行かせてもらうと、3軒目まで全部おごってくれるし、帰りのタクシー代も出してくれれるし、「プレステやSwitch を衝動買いしちゃった、てへへ」「いい中古車見つかったから来月買おうかなー」とか言っている。学生と社会人、世界が違いすぎる。

そんな社会人の先輩たちの自由さも、独身で子供がいないからこそ。好きに使えるお金があると、人生楽しそうだなと思った。

「DINKS」とは?

冒頭の記事のタイトルに「DINKS」という耳なれない言葉を登場させた。DINKS、それは、「Double Income NO KidS」の大文字部分の略。平たく申し上げると、「子なし共働き夫婦」のこと。

住居は一緒になるから、別々にすむよりも安上がり、2人分まとめて用意すれば食費も浮くし、家事を分担すれば時間に余裕が持てる。

独身もそれなりに自由だけれど、DINKSという夫婦の形がうまくいけば、独身より楽しい上にお金も時間も自由に使える。DINKSとは、貴族のことかもしれない。

世の中の婚活は「子供欲しくて結婚を焦る女」がターゲット

婚活サービスが溢れている世の中。エン婚活、パートナーエージェント、ゼクシィ縁結び、などなど。最近は転職サービスの広告の方がよく見かける気もするけれど、婚活サービス各社はあの手この手で会員を集めようと必死になってる。

「結婚をしなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」

by ゼクシィ婚活

という名文?が生み出されて話題になることもあった。そのくらい、婚活各社はPRと宣伝に力を注いでいる。

かずずも含め、男は気楽だ。「別に結婚は30代になってからでもいいや」とのんびりしていても何とかなる。あーあ、男に生まれてよかった♡(ブルゾン)

石田純一なんてあの年で子供を授かったし、福山雅治が結婚して第一子が生まれたのも40代後半だし。(自分を含めた男が結婚を焦らなくていい根拠として福山雅治を挙げるのは恐れ多い気もするけれども。)

男が若いうちから結婚を焦らなくていい理由として、「ある程度年齢と経験を重ねた方が男としての味が出る」という社会通念のようなものの存在もあるのかもしれない。

だからこそ、婚活サービスのメインターゲットは「一刻も早く結婚したい女性」になる。その中でも「子供を普通に授かれる年齢で結婚したい女性」は、この上ない獲物になる。

最近は、他と差別化するために色々なタイプの婚活サービスや結婚相談所が出てきているけれども、それでもやはり、「子供欲しさに結婚を焦る女性」を想定したサービスが依然として多い。

そんなこんなで、「子供は別に欲しくないけれど、結婚はしたい」という人のニーズがあんまり満たされていないような気がする。

「子供欲しくない」人が取るべき婚活の戦略

キャリア女性・共働き希望専用結婚相談所を利用する。

多くの婚活、結婚相談所は「結婚して、子供を持つのが当たり前」という2000万年前くらいの社会常識に基づいたサービスが提供されている。ゆえに、結婚したいけれども子供を持つつもりがないという特殊なニーズを満たしてくれる婚活サービスを見つけるのはなかなか難しい。

現状世の中にある婚活サービスの中で、「子供欲しくないけれど結婚はしたい」というニーズをストレートに満たしてくれるサービスは、残念ながら存在しない。

けれども、それに近いニーズを実現できる婚活サービスも無くは無い。それが、「キャリア女性専用結婚相談所」「共働き希望結婚相談所」という名前で紹介されているサービス。

育児と仕事のバランスをとるのが難しい国、日本。その中で、キャリアを積んで仕事で活躍した女性のニーズをくみ取ったのが共働き志望女性向けの結婚相談所。

このようなサービスを利用すれば、「子供を持つつもりはないけれども、結婚したい」という価値観に理解してくれる人と出会える可能性は高い。

マッチングアプリ vs 仲介型結婚相談所、どっちの方がベター?

「キャリア女性向け結婚相談所」が存在するとはいえ、その数は多くはないし、日本全国どことでも利用できるわけではない。そんな場合は、しぶしぶ「普通の」婚活サービスを使うしかない。

既存の婚活方法は大きく分けて2つ。1つ目が、データなどに基づいて相性の合う人をマッチングする系の婚活マッチングアプリを利用すること。2つ目が、結婚相談所を利用すること。

結婚相談所は、担当の人(多くの場合は、おばさん)とカウンセリングするときに、「私、結婚しても子供を持つ気はありません」と伝えればいい。そうすれば、自ずとそれを受け入れてくれる人とのお見合いをセッティングしてもらえることになる。

不特定多数の人が利用するマッチングアプリでは、相手の異性の結婚に関するテンションは様々。まだやり取りして数回しか経っていないのに「私、結婚しても子供を持つつもりはありません」と言われると、なんだか気が重くなって萎えてしまう。

「子供は欲しくない。でもスピード重視で結婚はしたい」という人には結婚相談所の方がおすすめだ。

ハイクラス向け結婚相談所で「子無し前提婚活」は可能?

高学歴、高収入な人は「物事を割り切って考えられる、合理的な人」が多いという印象。だから、子供を持たないという価値観を受け入れてもらえるんじゃないかと思ったりもする。

ハイクラスな人々向けの結婚相談所では、「子供を持たない」という合理的な結婚生活への希望は叶えられるのか?

答えは、▲。ハイクラス向け結婚相談所に入る人は、基本的にしっかりとした親にしっかりと育てられている。そんな親は、きっと孫の顔を見たがっているはず。

それに、ハイクラス向け結婚相談所に入る高収入な人は、古き良き日本の有名企業に勤めているケースも多い。そんな人たちは、「結婚して子供を持ってこそ、会社の人たちから信頼される」という考えを持っていたり、「子供を持って奥さんに家庭に入ってもらえる分だけ、男がしっかり稼がないと恥ずかしい」という考え方を持っている人もいる。

そんなわけで、ハイクラス向け結婚相談所で「子供を持たない」という価値観を受け入れてもらえると期待するのはやめておいた方がいいと思われます。

結婚相手に一番譲れない条件は?多くを求めたらダメ。

「子供を持たないという価値観に共感してくれる人を見つける」というだけでもかなりハードルが高いのに、それに加えて「顔が整っていること」「相応の学歴があること」などを相手に求めると、理想の相手が見つかる可能性はがくんと下がってしまう。

「子なし志望の婚活」に限らず言えることだけれども、婚活をするときは「自分が相手にこれだけ譲れないたった1つの条件」を明確にしておくことが important ですよ。理想を追い求めてい過ぎては、いつまでたっても理想の人は見つかりませんものね。

子供を持たないなら、何歳から相手探しを考えるべき?

「子供は欲しくない」という人は、どんな年齢かによって言葉の受け取られ方が変わって来る。

もし僕みたいな達観した20代の人が「結婚しても子供はいらない」と言えば、「おいおい、まだ若いのに何言ってるんだよ。これから周りが子供を持ち始めると気が変わるかもしれないよ」と言われるかもしれない。

一方で、30代後半の未婚の女性が「子供は欲しくない」というと、「ああ、本当は結婚したかったけれども、結婚適齢期を過ぎてしまって子供は諦めたんだな」と思われてしまう。

若すぎてもNG、かといって年を重ねてから「諦めた」と捉えられるのもプライドが許さない。そういう人には、結婚相談所よりもマッチングアプリでのんびりと相手を探す方が向いとるんとちゃうかな、と思う。

結婚相談所よりも、コスパがよくたくさんの人と出会えるのがマッチングアプリの強み。マッチングアプリの会員になれば、その日から相手を探し始めることができる。カウンセラーやお見合い相手にどう思われるかを気にすることなく、自分のペースで「子供は持たない」という価値観が合う人を見つけたい人には、マッチングアプリをおすすめしたい。

子供を持たない婚活を始める年齢に、正解はない。「子供はいらない、けど、結婚はしたい」と思い立ったその瞬間から、マッチングアプリで婚活を始めればいいだけです。

まとめ

「子なし夫婦」と言ったら、なんだか訳ありに聞こえるけれども、「DINKS」と言うと、なんだかとても洗練された結婚の在り方に聞こえる。

少子化には貢献してしまうかもしれないけれども、社会の問題よりも自分の一度きりの人生。現代の貴族たる「DINKS」ライフを皆さんが勝ち取ることを願っています。

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