最近，自治体主催の婚活イベントや出会いイベントが多いような気がしませんか?「ふるさと婚活」みたいな名前で打ち出しているところもありますね。

人口減少は，自治体の税収が下がる原因。そのため，自治体の活力を取り戻すために，結婚するカップルを増やし，結婚したカップルとその子供で自治体に住んでもらい，人口増加を達成しようとして婚活政策に乗り出す自治体が多いように思います。

民間の婚活サービスも充実している中で，自治体の婚活に参加することを検討している人も多いはず。自治体婚活には，「地元の人しかいなさそう」「参加者が少なそう」「知り合いがいそう」と懸念事項が多め。

どうすれば自治体婚活をうまく生かしてゴールインを果たせるのか，知り合いがいそうといったデメリットをどうすればプラスに変えていけるか紹介したいと思います。

記事の概要

1 自治体婚活のメリット「安い」「近い」
2 自治体婚活のデメリットをどうやってプラスに変えられる？
3 4.まとめ

自治体婚活のメリット「安い」「近い」

自治体婚活のメリットは2つだけ，

「安い」

「近い」

以上。

民間のサービスとは違って，税金を多少使って非営利目的でイベントや企画を行うわけですから，安いのは当然のこと。また，住んでる自治体の婚活イベントに参加すれば，交通費は安くて済むし，終電をそれほど気にしなくていいし，行きと帰りも気楽でしょう。

そろそろ結婚しないといけないのはわかっているけれど，婚活したり行動に踏み出したりするのが億劫という腰が重い人にとっては，婚活の手始めとして安くて近い自治体婚活に参加してみるのがおすすめです。

自治体婚活のデメリットをどうやってプラスに変えられる？

1.知り合いとの遭遇

生まれ育った自治体に今も住んでいて，そこの婚活イベントに参加されるという方は要注意。世間は狭いですから，知り合いのオンパレードの可能性が高いかもしれません。

自分のまわりにいい出会いがないからこそ，婚活イベントで新しい出会いをしたいと思って参加したのに…一人でも知り合いがいたら，なかなか新鮮な気持ちで新しい出会いを楽しめませんよね…。

でも，自治体婚活で昔の知り合いに再会して，それがきっかけでさらに関係が発展することもあるかも。温故知新ってやつですね。全くの初対面の人と話すのは緊張して難しいという人は，もしかしたら知り合いがいた方が気楽に婚活イベントを楽しめるのかも。

きっと素敵な出会いというものは，今までの出会いの中に埋もれていたりするものなのかもしれません。

2.近所の噂

やはり，住んでいる場所で婚活するのは窮屈なもので，婚活していることが近所に知られてしまうリスクもあります。

「そういえばさ，〇〇さん家の△△さん，まだいい人見つからないみたいよねぇ。それでさ，この前うちの市であったふるさと婚活イベントに参加してたみたいでねぇ～」

近所なんてどうせ他人だからあまり気にならない人もいるかもしれませんが，気になってしまうという人は多いはず。「まだ結婚できてない，いい歳した息子」「まだ結婚できてない，いい歳した娘」認定をされてしまったら，なかなか表を安心して歩けませんし，私なら引きこもりがちになってしまうと思います。

でも，近所ネットワークも使いかた次第。もしかしたら近所つながりで，お世話好きな近所の人がだれか紹介してくれることもあるかもしれません。

やはり，出会いというのはどこに潜んでいるかなかなかわからないもの。面倒な人間関係はなるべく持ちたくないと考えている人も多いかもしれませんが，人間関係がない場所から出会いが生まれることはありません。近所づきあいなど，どんな小さな人間関係でも大切にするのが，もしかしたらいい出会いを引き寄せる一つの方法なのかもしれません。

3.回数を重ねると，担当者と顔見知りになり気まずい

自治体婚活イベントには，その管轄の部署の人がスタッフで来ることが多いです。自治体婚活に何度か通っているのに，なかなかチャンスを生かしきれず，ただ通う回数だけが増えていってしまっているという人。そのうち担当者に「あ，今回もまたあの人か…」と思われてしまうと，自治体婚活イベントに参加しづらくなり，そのうちに足が遠のいてしまうかもしれません。

ですが，担当者と仲良くなるというのは自治体婚活を最大限に生かすヒントかもしれません。担当者は自治体婚活の参加者のプロフィールを持っていますから，もしかしたら，担当者の目利きで，個人的に素敵な人を紹介してもらえるということもあるかも。また，相手が異性の未婚の担当者なら，もしかもしかしたら，関係が発展してしまうこともあったり…?