「婚活」を始めて1年たった。けれども,まだ成果が出ない。
月2回はパーティーに通っているのに,未だに独身のまま。
何が間違ってるんだろう?婚活の方法をどう変えたら,ちゃんと素敵な相手が自分に振り向いてくれるようになるんだろう…?
自分の「恋愛市場価値」を勘違いしている人は,なぜ婚活に失敗する ?
婚活がうまくいかない最大の原因,それは,
「自分の恋愛市場価値の勘違い」
にあります。
婚活の場は,お互いの需要と供給を一致させる「マッチング」方式で行われているところが多いですよね。婚活パーティーの終わりに発表される両想いの2人は,お互いの需要と供給が一致した結果。合コンで意気投合する人と出会えるのも,お互いの需要と供給が一致した結果。お見合いや結婚相談所で双方が交際に合意する際にも,お互いの需要と供給が一致が必要。
そして,「自分のことを好きになってくれそうな人に出会える人を嗅ぎつける」ために必要なのが「自分の恋愛市場価値を正しく知っておくこと」なのです。
もし,あなたが自分の恋愛市場価値が本来よりも低いと勘違いしていたら,「自分がそれほど好きじゃない相手からばっかりアプローチされる」ということが多くなるでしょう。そのため,もう少しレベルの高いステージで戦うか,自分が狙う人のレベルを上げた方がいいでしょう。
じゃあ逆に,自分の恋愛市場価値を本来よりも高めに勘違いしていたら…? これが一番「痛い」パターンですね。「自分はモテる方だ」と勘違いして,多くの人が殺到するようなイケメン or 美人 ばかりに照準を当ててしまい,惨敗することの連続。そんな人は,自分の恋愛市場価値を客観的に見直すことが大切。
いずれの場合にせよ,あなたの恋愛市場価値に見合った相手に出会える「場」の選び方が大切なのです。
自由恋愛でない婚活こそ,「恋愛市場価値」にシビア
婚活の場でも「恋愛市場価値」が大切と再三強調してきましたが,厳密にいうと婚活の場は一般でいうところの「恋愛」,すなわち「自由恋愛」ではありません。
自由恋愛では,年齢,顔,身長,年収,職業,といったステータスはそれほど重視されません。出会って,お互いが「惹かれ合う」ことの方が大切。お互いが惹かれ合えば,多少自分の理想とはちょっぴり違う相手でも受け入ていくことができるようになります。
一方で,多数の女子×多数の男子 が出会う婚活の場では,いちいちお互いのすべてを話してお互いのすべてを知っていたら時間が足りません。そのために婚活をする際に必ず作成するのが「プロフィール」。プロフィールがあることで,その相手が自分の希望する条件に合うか合わないかがほぼ一瞬で分かります。
自由恋愛なら,出会った最初はなんとも思っていなかった人でも,気づいたらその人のこと好きになっていたパターンもあります。けれど,婚活ではプロフィールみて「却下」された瞬間,その判断が覆ることはまずありません。
婚活で作成するプロフィールは,「恋愛市場価値」の情報の塊みたいなもの。自分が望むレベルの相手とマッチングしたいなら,それに見合うだけの「価値の高いプロフィール」を作る必要があるのです。
恋愛市場価値に囚われずに,素敵な人に出会うには
婚活は恋愛市場価値にシビアと申しましたが,プロフィール,顔,年収,職種などの条件だけを見てお互いの相手を選ぶというのは,相手の一側面を見ているにすぎません。
プロフィールやステータスに魅力を感じたけど,デートしたりしゃべったりしてみてそれほど自分に合った人じゃなかったというケースはとても多いです。
「いいプロフィールを作成して,恋愛市場価値を上げて,誰からにでも選ばれるようになりたい」と考える人もいますが,婚活では,べつに異性全員に振り向いてもらう必要はないのです。
「自分に自信がない」「恋愛市場価値を上げる ”自分磨き" と婚活を両立するのは難しい」という人に,重要なことを教えちゃいます。「恋愛市場価値」なんかに囚われずに,お互いに惹かれ相手を見つける方法。
それは,「趣味を通じて,自分にピッタリ合う人を探す」ということなのです。