ドライブデート成功のための,モテる運転のポイント【一般道編】




運転への評価は減点法

心躍るドライブデート。ハンドルを握るのはたいてい男性側。

ドライブデートでの男性の運転は,その男性にたいする女性の評価を大きく左右します。

 

運転を評価するのは,大抵は減点法。安全への不安感,揺れや衝撃からの不快感。ドライブデート中にこのようなマイナスポイントが重なり,同乗者は「この人は運転が下手」だと判断するのです。

異性から減点法で判断される運転技術において,上手な運転とは。「下手だと感じない運転」

上手い運転と下手な運転が分かれるポイントは「安心感」と「快適さ」にあります。この2つのポイントでマイナス評価されないことが,デートでの運転への信頼につながるのです。

 

今回は,ドライブデートで一般道を走る際に「モテるかどうか差がつく」運転のポイントを4つ紹介していきます。

 

1.停止時,同乗者にショックを与えないようなブレーキをかける。

一般道を走る上で避けられないのが赤信号。赤信号に遭遇するたびに,停止&発進 をする必要があります。そして停止と発進の仕方で,運転の上手い下手が大きく分かれてきます。

 

停止と発進の中でも特に気を使うべきは停止の方。赤信号で停止時,何も考えずにブレーキを一定のまま踏んで停止する瞬間,かならず体が後ろに揺り返されます。

停止時に後ろに揺り返しがくるブレーキの掛け方は「カックンブレーキ」と言われます。私は人の運転の上手い下手を判断する際はまず「カックンブレーキになっていないか」を見ています。これまで,何人もの友人の運転に乗ってきましたが,全員,「カックンブレーキ」でした。

停止時の快適さは運転のモテを分ける大きなポイントなのに,意識できている人がこんなにもいないと正直驚いています。逆を返せば,カックンブレーキを防げれば,一気にライバルに差をつけることができます。

 

カックンブレーキを防いでスムーズに停止するには,停止直前にブレーキを抜く(緩める)と言われます。しかも,とても繊細なブレーキ加減が必要。ちょっとでもタイミングや抜き加減を間違えるだけでカックンの衝撃がきます。

 

運転のプロであるタクシーの運転手は,カックンブレーキにならない繊細なブレーキコントロールを常に意識しています。ドライブデートで運転する際は,タクシードライバーになったつもりで,同乗者に与える不快が最小限になるようにブレーキの掛け方には常に神経を使う必要があります。


2.目視で安全確認して,安全への安心感を与える

「この人,ミラーしか見ていない」と同乗者に思われると,運転への信頼感が一気にダウンします。

車線変更時,左右折時,ミラーで確認するのはもちろん,直前に必ず一瞬目視で確認することをデートの運転では徹底する必要があります。やはり友人の運転を見ていると,目視の確認をいつもしている人は少なく,不安を感じさせられます。

 

教習所でも「ミラーと目視で安全確認」は口酸っぱく言われますが,同乗者から減点評価されないためには目視で安全確認するといった「あたりまえのこと」を徹底しなければならないのです。

3.黄色信号に焦らない

青信号で行けると思っていたのに,黄色に変わって交差点の前で強めにブレーキを踏んだ。このときの前後のゆすりは一緒に乗っていてとても不快です。そして,急ブレーキによる恐怖感を同乗者に与えてしまいます。

かといって黄色信号で強引に進むのも,「そういう人なんだ」と思われてマイナス評価。「安全のためにはとまれ」と言われるけれど解釈がグレーな黄色信号に対する対処には,その人の性格がよく表れる気がします。

 

黄色信号で焦らないためには,常に先の状況を読んで,点滅する歩行者信号に注意するのがポイント。

ドライブデートでの余裕ある運転のためには,普段以上に「先の状況を読む」ことに集中しないといけません。けれども,普段から「先の状況を状況を読む」という運転のあたりまえができている人はそれほど多くありません。

4.車線変更の回数に無駄がない

デート中は,無駄な車線変更を少なくする必要があります。車線変更が多いと,この人の運転は落ち着きないとやはり不信感につながります。

ゆっくり走りたいから一番左車線を走っていても,道路に停まっている車があって車線変更で避けなければいけなくなった。停まっている車に直前で気付いて,右車線の車が途切れるまでウインカーを出して待たないといけないという状況はとても恥ずかしいです。

これを防ぐためには,やはりしっかりと「先をみて状況を予測する」ことが大切。

 

また,交差点で右左折する際にも車線変更で専用レーンに入る場合あります。このときに違うレーンにはいって遠回りすることないよう,事前にしっかりとルートを頭に入れておくことや,道路上の事前の案内標識に気を配る必要があるのです。

まとめ

このように,「安心感」と「快適さ」のある運転を実現するためには気を配るべきポイントがほんとにたくさん。ブレーキ加減,目視,前方の状況…。普段運転している人にとってさえも,これらすべてをほぼ完璧にこなすのは難しいタスクなのです。

運転するときには安全と快適さのためにさまざまなことを頭に入れて操作しなければならない。そして,このタスクをやってのけられるひとこそ,色々なことに気を配れる「モテる」人なんだと思います。


 

普段運転している人でさえ「目視で安全確認」「先の状況を読む」「黄色信号で強引に行かない」というあたりまえのことを全部できているとは言い難いです。そして,普段運転している人ができていないことが,ドライブデートで久しぶりに車の運転するという人ができるわけがありません。

ドライブデートで久しぶりに車の運転するという人は,同乗者に運転に不信感や不安感を持たれないよう,絶対に運転の練習をしておくことをおすすめします。