記事の概要
料理できないvs掃除できない女子、男が選ぶのはどっち
アンケートサイト「しらべえ」が2016年に、
「料理ができない女性と掃除ができない女性だったら、どちらのほうがいい?」
という調査を行った。答えたのは、20代から60代までの全国の男性約700人。結果は以下のようになった。
- 掃除ができない女性を恋人に選ぶ:72 %
- 料理ができない女性を恋人に選ぶ : 28 %
以上の結果から、「掃除ができない女性の方が、まだマシ」ということがわかる。言い換えるならば、「料理ができない女性は多数の男性から敬遠される」ということだ。
掃除ができない女性に対する、男性からの評価
「女性に掃除と料理を求めるなら、どちらかというと料理ができてほしい」という男性が多い中で、掃除ができないことが正当化されているわけではない。
「料理よりも掃除ができてほしい」という意見を持つ男性の中には、「掃除ができない女性は、身の回りの生活全般がだらしなさそう。料理ができないなら、外食したりお惣菜を買ったりすればいいから、まだ救いようがある。」とのこと。
掃除ができない=生活全般がだらしなさそう というイメージに直結するのは、まさにその通り。皿洗いせずに、シンクに食器が溜まりっぱなしなのかな?洗濯もできないのかな?ということは、服に無頓着なのかな?清潔感もなさそう…。などなど、いろいろなネガティブなことが連想されてしまうのである。
「掃除ができるようになる」のは、料理を身に着けるほどハードルは高くない。隅々までとは言わずとも、人に見せれる程度の部屋になるように片付ける、脱いだ服や下着を床に置きっぱなしにしない、使った食器を翌日までシンクに残さない…などなど、まずは基本的な「整理整頓」の習慣を身に着けることを心掛けましょう。
料理ができない女性に対する、男性の本音とは?
しらべえのアンケート結果から、女性には掃除スキルよりも料理スキルを求める男性が大多数だということが分かった。料理ができない女性に対する男性からの本音には、大きく分けて次のようなものがある。
恋愛はできるけど、結婚したくはない
恋愛は、お互いのいい部分を見て。「一緒にいて楽しい」という気持ちだけでなんとかなる。結婚すると相手のよくない部分や足りない部分が見えてくし、結婚することは「ともに生活すること」であり、生きることである。
20代中盤の結婚よりも恋愛が楽しい時期は、料理ができなくても男性から問題視されることはそれほどない。結婚を考え始め、「ゆくゆくはこの人と一緒に…」という考えが頭をよぎる年齢になると、「料理できないあなたみたいな女性とは結婚は考えられないから、別れましょう」と切り出されることにもなりかねない。
両親や友人に自信をもって紹介できない
結婚を考えると、男性は料理ができない妻のことを両親や友人に自信をもって紹介できなくなる。
料理ができない女性が増えているとはいえ、両親世代はまだ「料理は女性がするもの」という価値観を持っている。そんな両親や親戚に「あんたも料理しないくせに、料理ができない女の子と一緒に暮らしていけるの?大丈夫なの?」と小言を言われて、結婚に対する気持ちが萎えてしまう男性も多い。
友人や会社の人を家に呼んで、ホームパーティーをすることに憧れている男性も根強くいる。料理をできる妻ならば、その時にいくらか料理をふるまってくれる。料理ができない妻なら、ゲストの人に「奥さん料理しないの?」みたいな質問をされて、旦那に恥をかかせてしまうことにもなりかねない。
対外的な男のプライドのためにも、嫁が料理できる女であることはどうしても必要なのである。
掃除は男性側でもできるので、できれば料理は女性ができてほしい
「家事と子育ての公平な分担」「女性のワークライフバランス」という考え方が一般的になった現代社会。男性側にも「多少は家事をしなくちゃな」という意識を持つ人が増えているのは事実。
大学時代に実家を離れて一人暮らしを経験している男性は、「生きるための差し迫った必要性」からなんだかんだで料理ができるようになる人は多い。そうじゃない男性にとっては、料理を身に着けることに心理的なハードルを感じてしまうものだ。
掃除、洗濯は手順さえ覚えれば男性でもすぐできるようになる。家事の分担を考えたときに、「掃除や洗濯は男でも多少手伝うから、どうしてもできない料理は女性がやってほしい」という考えの男性は多い。料理をできない女性と付き合う男性は、「この先、自分も料理をやらないといけないのか…」と一抹の不安を感じてしまうのだ。
実家暮らしで、自立できてなさそう
女性が料理をできない理由の一つには、実家暮らしで料理の手伝いをせずに暮らしてきたという背景もある。
料理ができるということは「自立した女性である」という一つの証拠。30近くにもなって実家の両親に頼りながら生活している女性は、世の男性の多くから敬遠されてしまう。
外食ばかりしている浪費家な女
一人暮らしをしているのに料理が身につかない原因の一つには、外食ばかりしているということが考えられる。男性が女性と結婚を考える上では、「お金に対する価値観が合う」というのも必要。
「一人暮らししてるけれど、料理ができない」という女性は、浪費家であるというレッテルを貼られる可能性が高い。あと、「海外旅行が趣味です」というアピールをする女も、「私、お金遣いが激しいんです」というイメージを男性に与えてしまうので注意。
コンビニ食が多いだらしない女
外食以外で料理が身につかない理由で思いつくのは、コンビニで買って食事を済ませてしまう生活が続いているということ。
料理とは、で作るだけでは完結しないのが厄介なところ。料理を作って食べた後は,食器洗い,ゴミ捨て,料理に使ったグッズ洗いなど,一連の後片付けが待ち構えている。疲れて帰って頑張って料理を作って食べた食後は、キッチンの後片付けをするのって面倒くさいことこの上ない。
そう思うと、コンビニでご飯を済ませるのはとても楽。700円とか800円出せばそれなりにおなかが膨れるし、ごみを捨てれば後片付け終わり。
男性はどうしても、「女性は一人暮らしでも料理をしている」という幻想を持っている。そんな男たちに対して「忙しくてコンビニで済ましてしまうことが多いですね…」と言ってしまうと、「めんどくさがり、だらしない女」という印象を与えてしまうことになる。
「かわいいけど料理ができない女」は男にとってアリか?
Live door News(マイナビニュースからの転載記事)に、こんな記事があった。
「料理のできるブスと料理のできない美人。実際モテるのはどっち?」
記事の大まかなポイントはこんな感じ。
- 料理できないけどかわいい女の子と、料理できるけど普通の女の子とバーベキューに行った。かわいい子は野菜の切り方すらわからない状態で、いくら美人とはいえ、幻滅した
- 年を重ねても美しさを保っている女性には、自分で料理して食事に気を使っている人が多い
- 会社で一番美人で狙っている人とお家デートするまで進展したけど、相手の家で出された食事がデパートのお惣菜ばかりで幻滅した
とのこと。
「料理ができない」という言葉には2つの意味がある。それは、
- 料理が "上手に" できない
- 料理が "全く" できない
という2つ。紹介したエピソードにあったように、後者の「全く料理ができない」レベルなら、いくら美人とはいえども男は振り向いてくれない。
料理がそれほど上手でないことを謙遜して「料理ができない」という女性ならまだ、救いようがある。たとえ絶世の美女であっても、「料理の ”さしすせそ”」が分からないような「料理が全くできない」人は男から見捨てられるのだから、顔のレベルが美人に及ばない上に料理が全くできない女性は、相当な危機感を持った方がいい。
年代別、料理できない×出会いがない女性の対処法
20代
若さがある分。多少料理ができなくてもまだ「需要」はある。出会いや結婚にはあまり焦らず、じっくり料理スキル向上のために向き合っていけば、そのひた向きさを認めてくれる男性が現れるはず。
自分の好きなお菓子作りや作ってみたい料理にチャレンジしつつ、頑張った結果をSNSにシェアしてみるのもいいかもしれない。
それでも、結婚に対するこだわりや「理想の相手と結婚したい」という強い願望があるのなら、少しずつ結婚相手を見つけるための行動(=婚活)を始めた方がよろしい。
アラサー・30代
仕事や自分のやりたいことにバリバリ打ち込んできた結果、料理が身につかなかったという人もいるかもしれない。そんな人は料理を中途半端に始めてしまうよりも、自分の打ち込みたいことや仕事を続けつつ、そんな生き方を受け入れてくれる人を探したほうがいい。
料理を身に着ける暇がないくらい仕事に打ち込んできた女性が、仕事や家事の分担に理解のある男性を見つける方法は後で述べたい。
別に仕事や夢に打ち込んできたわけでもなく、ふわふわのんびりだらしなく生活してきた結果、料理ができないアラサー女になってしまったという人は、その根性を叩き直しつつ、料理スキル向上も婚活も真剣に取り組んだ方がいい。
実家暮らしで料理が身についていないという人は、実家を出て一人暮らしを始めるという「サバイバル」を始めることをお勧めする。
若しくはプロに手を借りるのもお金に余裕があるであろう30代だからできる方法だ。
2ヶ月で結果にコミットするRIZAP COOCK(ライザップクック)なら
グループレッスンではなく、マンツーマンでプロのシェフが指導してくれるので、
本気で取り組もうと思っているのであればかなりおすすめです。
40代
何も言うことはありません。強く生きてください。
「料理できない」状況をプラスに考えてみる
「記事を読んでくれた人を、ポジティブな気持ちにして帰ってもらう」ことが、このサイトのモットー。そこで、「料理ができない女」の社会的評価に絶望している皆様のために、ちょっとはポジティブになれっていただけるようなことを書いていきたいと思います。
みんながみんな、いつも料理しているわけではない
とある調査によると,一人暮らしで普段から料理している人の割合が「56%」,時々する人の割合が「23%」,残りの20%ほどの人はほとんどしないこと模様。
一人暮らしでいつもしっかり料理している人は、半分しかいない。大半の一人暮らし民は,多少料理はをするにせよ、外食やコンビニやお惣菜で済ませてしまうことだって多いのだ。料理をめんどくさがってしないようなだらしない生活をしていることを、それほど嘆く必要はない。
料理ができるけど下手な人よりはマシ
彼女 or 嫁が料理はできるけど下手で、味付けや火加減が全然自分の好みじゃないという男性はかなり不幸だと思う。なぜなら、パートナーに料理を作ってもらうということは、その人に胃袋を握られるということだから。人生の中で経験する食事の回数は限られている。その中の大半の食事が、料理が下手な人の、好みじゃない料理を食べるのはしんどい。
それに、料理が中途半端にできるけど下手な人に限って、人の意見に耳を貸そうとしないし、自分の料理スキルに変なプライドを持っているし、料理を基本から学びなおそうとする気概がない。
そんなわけで、「料理が下手なくらいなら、いっそ料理ができない方がマシ」という売り込み方で、男性を落とせるかもしれない。
可能性は無限大
今現在、料理ができないくたって、今後何かのきっかけで料理にはまる可能性は十分にある。それに、料理の味付けや方法にクセがないから、相手の好みに合わせた料理スキルを身に着けていくことだってできる。
ゼロは最強。
「料理を頑張ろう」って誠意が大切
結婚相手を選ぶ際、外見や性格、相性の良し悪し、お互いの価値観に比べたら、「料理ができる女性かどうか」は男にとっては小さな問題。料理スキルどうこうよりも、女性側の性格や価値観が相手男性に受け入れられるかということのほうがよっぽど重要。なぜなら,性格や価値観は努力してもなかなか直らないものだから。
結婚して同居するのを機に料理を本格的に始めてくれれば、結婚前の時点で料理ができるかどうかはあまり関係ないと思っている男性も多い。現状の料理スキルよりも、「結婚したら、これから料理をがんばります」という誠意を持つことの方が大切であるように思うのであるよ。
それでも、人の決意は変わるもの。「(今料理できないけど)結婚してから料理がんばります」という人よりも、もともと料理に慣れている女性のほうが男性にとって安心感があり、評価も高いということは忘れてはいけない。
料理できない女性は「理想の男性」と結婚できるか?
多くの女性にとっての「理想の男性」とは、高収入な仕事についていて、それなりの学歴を兼ね備えて、一緒にいて落ち着く包容力のある人かもしれない。
料理できない女性が、そのような「ハイスペック男性」を落として、無事結婚を果たすことはできるのだろうか?
世のハイスペック男性が女性に求める条件には、「自立していること」「聞き上手であること」などは外せない。やはり、家事や料理ができるような女性の方が、ハイスペック男性には人気がある。
それでも、「平日は二人しっかりバリバリ稼いで、別に外食が多くてもかまわないし、稼いだ分、二人で色々旅行とかに出かけたい」ようなライフスタイルを志向する男性も存在することは確か。
「しっかりと自分の考えをもってキャリアを進み、自分の有限の時間でできることを色々考えた結果、料理の上達をあきらめざるを得なかった」というような前向きな理由ならば、ハイスペック男性からの印象もそれほど悪くなることはない。
家事の分担に理解がある男性と出会うには?
女性が家事、男性が仕事という価値観はもう過去の遺物。今は、男性と女性の両方が、仕事や家事と向き合っていく必要がある。
家事や仕事のバランスに理解がある男性と出会うには、「キャリ婚」という婚活サービスを使うというのが一つの選択肢。
キャリ婚は、女性のキャリアに理解のある男性のみが入会でき、婚活サービスの中では比較的リーズナブルに利用できる。会員男性の平均年収が600万円と、比較的高収入で仕事に熱心に取り組んでいる男性会員が多い。
「キャリ婚」の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
あと最後に、掃除が出来ない、苦手な人はやっぱりこんまりさんの本を
一度読んだ方がいいと思う。